沖縄の離島に長寿の島みたいなのがあって、
そこに住む100歳前後のお年寄りをインタビューしたら、
彼らは自分のコンディションを内観する力が
優れていることがわかったそうです。
つまり、調子の良し悪しを感じる力ですね。

この力は自然に沸き起こるのではなく、
常日頃から気にすることで養われます。
体が発するメッセージに耳を傾けるという感じです。

翻って、現代人、特に都会に住む人はどうか。

外のことばかり気を取られて、
自分の内側には目を向けてないように思えます。
だからいろんなことが起きるし、対処もできていない。

先日、体のメッセージを感じたので、
夜の会議に出ずに帰ることにしました。
もう限界!となってから休むのでは遅くて、
そうなる予兆を感じて対応を取る。
それが内観する意味です。

その時、すれ違った人が「帰るの?」と聞くので、
「帰ります。体が限界近いので」と答えたところ、
「俺は心が限界だよ」と小さな声でこぼしました。

心が限界と心が認識している。変な話ですね。
つまり、心が限界間近であると感じてるいうことです。

行動しないと考えたことにはならないので、
正しくは認識はできてなく、
なんとなくそう思ってることになります。
こういう人がどうなるかというと、
ある日突然本当の限界がきて、どうしようもなくなる。
そこまでにならないと分からないとも言えます。

これからの時代、自分のことは自分で守らないといけない。
リスクマネジメントと自己防衛の観点からいうと、
内観力は重要な能力になると思います。