「君の膵臓をたべたい」という映画の中で、
ヒロインの女子高生のセリフにこういうものがあります。

私たちは皆、自分で選んでここに来たの。
偶然じゃない。運命なんかでもない。
君が今まで選んできた選択と、
私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。
私たちは自分の意思で出会ったんだよ。

これは恋愛映画のセリフなので、
ロマンチックな響きを感じるかもしれませんが、
このセリフは実際のところ真実です。

人と人の出会いは偶然に感じることが多いですが、
選択の連続の結果、会うべくして会っていると言えます。

生まれる年、住んでる町、進んだ学校、
それらが違えば、クラスメイトは全然変わります。
それをすべて受け身に捉えていれば偶然に思えますが、
自分の選択だと捉えれば必然に変わります。

レストランに入って、ハンバーグを選んだら、
ハンバーグが出てくることには誰も疑問を持ちませんが、
生まれた町の学校に進んで、
隣に座り合わせた人との出会いには、
運命かもって思うわけです。

でも、偶然でもなく、運命でもなく、
これは自分が積み重ねてきた選択の結果であり、
良くも悪くも自分が選んだことなんですね。

これを仏教では、すべては必然であると
解き明かしているわけです。