ちょっと頭が痛かったもんで病院に行きました。
年も年だから、ちゃんと調べてもらおうかなと。

そしたら、医者がこちらの話を聞かないんですね。
挙げ句の果てにMRTを撮りたいと頼んでも、
CTしか撮らないと言い張る。
患者の言うことをやるのが医者ではないとまで言い切る始末。

こりゃダメだ。
こやつの視界には目の前の患者は映ってないわ。
自分が見立てた病状しか見えてない。
その見立てが正しいかどうかを調べたいだけで、
患者の不安を取り除きたいわけじゃないんだな。

ふと、自分の仕事も同じことが言えるかもと思いました。

医者も患者の話を聞いて、病状を見立てて、診断し、治療する。
ある意味コンサルティング業務です。
ボクらクリエイティブの仕事も似たようなものだとよく言われます。
クライアントの課題を聞いて、分析し、対策を打つ。

もし自分がこの医者のような仕事をしたらどうだろうかと。
お客は自分の話をろくに聞かず、勝手に対策を押し付けてきたら
いったいどんな気持ちになるだろうか。
まさに不信感の固まりと化すだろうなと。

現にボクは二度とこの医者、この病院のこの科には行かないでしょう。
世界に病院がここだけになったら考えますけど。

医者が患者の言うことを全て聞くわけではない。
この言葉は間違ってないと思います。
でもそれは、患者の話を聞いた上での判断でないといけない。
傾聴がいかに信頼感に大切な要素か。
このバカ医者のおかげで学べたといえば、学べた。
でもそれにしては高い授業料でした。