デザイン事務所DRAFTの代表である、
宮本識さんはコンペには基本的に出ないそうです。
その理由は「人」だと言います。

コンペは「人」でなく、「表現」を見ていると。
つまり、誰が作ったとか関係ない、
どの「表現」が良いかで決める。

これでは表現によって、
毎回とっかえひっかえするだけで、
人間関係が築けないから、
お互い良くないと考えるからだそうです。

確かに、表現を選ぶのであれば、
コンペなんぞしなくても、
表現先行で作り手を選べばいいだけです。

表現で選んでるからこそ、
A案とB案の間ぐらいのを作り直してくれ、
なんていう失礼なオーダーがくるわけです。
そこに信頼関係が築かれていないから、
お互いに腹の内が知れてないから、
何を欲してるのか、何を作ればいいのかが
分からないから、うまくいかない。

コンペでも「人」で選べは良いはずです。
まあ、人で選ぶならコンペはいらないと思いますけど。

今までコンペに対して、基本的に反対だけど、
なぜかという確固たる考えを持ち得てなかったのですが、
この考えを聞いて、なるほどと思いました。

これからは、ボクもそう言おうと思います。
ボクを選んでくれるなら、求める表現を出しますよ、と。