たとえ善い行いでも、それを強制されると
人間は嫌悪を感じるということが、
心理学で実証されています。

つまり、善行はあくまで善意からなされなければ、
意味がないということです。

例えば、お年寄りに席を譲る法律が出来たら、
その時点で善行ではなく、義務になり、
義務の強制に嫌悪を感じてしまうのです。

なので、法律では善行を強制するものは
あまり見受けません。
むしろ悪行を罰するものがほとんどです。

もしかしたら社会主義国では、
この善行の義務化がされているかもしれません。
それはつまり息苦しい社会だということです。

ゴミのないきれいな町にしたいといって、
ゴミを捨てたら罰するという法律は作っても、
ゴミを拾わないと罰するという法律は
作ってはいけないんですね。

それを理解してない経営者が、
挨拶を義務化したりします。
挨拶は励行するものであって、
義務化するものではないんです。
善行は善意から発せられないと。