映像の仕事が舞い込んできました。

新卒用の会社説明会で流すビデオ。
テイストはプロフェッショナル仕事の流儀的な感じ。

登場人物も若手、先輩、同期と分かりやすい。
あとはプロフェッショナルと似た感じで作ればいいだけ。
不安なのは予算が少ないぐらい。

その会社は映像は内制できないので、外部に頼みます。
夏に一度仕事をお願いしたプロデューサーがいたので、
ちゃんとやってくれるだろうと頼むことに。

いざ、お客との打ち合わせ。
途中まで色々アイデアが出ていい感じ。

雲行きが怪しくなってきたのは終盤にかけて。
プロデューサーがしきりに主張していることに、一同違和感を感じ始めます。
お客も代理店も、この人何言ってるんだろう・・・という感じに。
それはお構いなしにプロデューサーは話し続ける。

結果、時間もないし、早々にやりましょう、ということで解散しましたが、
帰り道、代理店の人間から「大丈夫ですかね?」と釘を刺されました。

まあ、大丈夫だとは思いますけど、確かにかみ合ってなかった。
というわけで後でプロデューサーと話すことに。

話したら特に問題なさげなのでひとまず安心。
でも、その後も代理店からボクに連絡がくる。
最初の打ち合わせでよほど信頼を失ってしまったんですね。

この案件はうちの利益はあまりないので、ボクが深く絡むことはありません。
なので、連絡も直接やってくれた方がいい。
でも、代理店もプロデューサーをいまいち信頼していないので、
ボクを絡ませようとします。

しょうがないからボクが通訳として客の意向をプロデューサーに伝える。
ボクは映像は専門外ですが、一応ディレクターだから
客や代理店の思ってることは感じ取ってます。
なので、それをプロデューサーに伝えようとしますが、
どうも聞く耳を持ってくれない。
ボクの意見はいいから、客と話すから、と。

確かにボクらが何を言おうとお客が言うことが決定です。
なので周囲は騒ぐな、客とだけ話させろ、というのは分かります。
でも、それはお客としっかりとした信頼関係があってのこと。
今回のように不信感を持たれてしまった場合、安心して任せられません。

でも、電話でプロデューサーと話す限り、どうもボクが邪魔のよう。
ボクどころか代理店も邪魔扱いしてる感が。
まあそれはそれで勝手にしろって感じですが、
お客が満足しなかったらボクの問題にもなってくる。

プロデューサーが放った一言
「まあ、あなたのこだわりは関係ないですけどね」
この言葉で一気に冷めました。じゃあ、どうぞご勝手に、と。
ボクはちゃんと仕事をしてくれればいいわけですから。

なんだか嫌な気分になりました。