求不得苦

ぐふとっくと読みます。
佛教でいう四苦八苦の一つで、求めても得られないことを言います。

我々人間は形あるものを欲しがりますが、
実は形のないものの方が強く欲しがっているんです。

物が手に入らないのは仕方がないと諦めることができます。
でも、諦められないのは形のないもの。
愛情や信頼、絆など。

これらは物じゃないから得られないという感覚が薄いですが、
手に入れようとしても簡単には手に入らないものです。
だからこそ苦しむんです。

愛や信頼はまだ分かりやすいものです。
形ないものですが、ある程度形で示すことができるから。

感情というものはさらに分かりにくいものです。
この感情も人は欲します。
つまり、プレゼントをあげたら喜んでもらいたい。
何かをしてあげることにより期待していた見返り(感情表現)を欲しがる。

だけど人の気持ちは思い通りにはできません。
だから苦しむんです。

求不得苦、深い言葉です。