岡本太郎は著書によると結婚には反対の姿勢です。

一緒に暮らすということが結婚の意味するところなら、
同棲となんら変わらないと彼は言います。

そして、常に一瞬一瞬を爆発しながら生きることが、
人間の最も価値ある生き方だと考える彼は、
結婚は男女のエネルギー、生きる力をなくしてしまうと考えます。

ボクは岡本太郎の考え方のほとんどを支持しますが、
この結婚に関しては支持できませんでした。

一度も結婚することなく、子供を育てることもなく
ただひたすら自分の求める道を追求した岡本太郎。

結婚して、子供を持ったボクからすると共感できなかったんですね。
だって結婚しないと、子供を持たないと、分からないことってあると思うから。

でも、今回離婚して彼の考えに少し共感しました。

やはり結婚するということは安心を得るということなんですね。
感覚的には公務員になって職業人生に安心を得るみたいな感じ。

つまり向上、成長の努力を怠るようになるんですね。
大いなる安心が後ろに控えてるから。
それはいいことでもあります。
でも、同時に能力が錆つくことを避けられません。

夫婦においては愛情や異性としての魅力が錆つきます。
これは再び独身に戻って初めてわかったことです。

結婚しても錆びつかないように努力できればいいんです。
でも、普通はできないんです。だって夫婦って永遠だと勘違いしてるから。
結婚する前までは、あんなに一生懸命に相手した恋人が、
妻となった瞬間にある意味ないがしろ的な。

一瞬一瞬爆発して生きる岡本太郎には許せないことだったんでしょうね。
ボクも今のなって少しだけ気持ちがわかります。
やはり、人間、停滞したらおしまいです。