一週間前に買った雑誌が、まだ読み終わらない。

決してつまらない内容ではない。
わざわざ買うくらいだから興味があるわけだし。

でも、読み終わらない。

それは、身の回りに情報が溢れてるからだと思った。

ネット、雑誌、フリーペーパー、テレビ番組・・・などなど。
黙ってても勝手に入ってくる情報たち。

例えば、本屋に行けばどの本を読もうか迷う。あまりに種類が多いからだ。

この前、本屋に立ち寄ったときは、すぐさま雑誌を手に取るのではなく、
一度店内をぐるりと回って見た後で、気になる雑誌を手に取ろうと思ってやってみた。

そしたら、店内を見終わるのに15分くらいかかった。
雑誌の表紙や種類を見て回っただけなのに。

その時点で雑誌を選んで読む気が失せていた。
表紙だけでおなかいっぱいになってしまったのだ。

休みの日に一度テレビを付けるとお終い。
2時間くらいは軽く時間を取られる。別に見たい番組でもなかったのに。
それだけ視聴者を離さないテクニックを駆使してるってことだろうね。

海外に住んでたころは、こんなことはなかった。
手にできる情報量が絶対的に少なかったからだ。

言葉の壁もあり、自分が理解できる情報がまず少ない。
それに加え、海外は日本ほど情報が巷に溢れていない。

だから、たまに目にする雑誌やテレビ番組、映画はとても印象に残っている。
休みの日にわざわざ日本食屋に雑誌を見に出かけたものだ。

家の中にいても得られる情報に限りがあるから、ついつい外に出かけるようになる。
だから引きこもることなんてなかった。

家の近くの公園を散歩していると、広場でたたずむ家族を多く見かけた。

その光景を見て、情報にまみれてるとこういう時間も持てなくなるかもなと、
なんとなく思った。