ブランドというものはきちんと管理されていないとすぐさま衰退してしまいます。

食品などが分かりやすい例だと思います。
ここのお肉は大丈夫!ここの牛乳は高品質!と思っていた会社がとんでもない不祥事。
今まで信じていた分だけ一気に反目。もう二度と買うか!と。まさにブランドの崩壊です。

ブランドというものは実態がない分、繊細で壊れやすくもろいものなのです。
扱う方もブランドの力を過信することなく、常に厳しい目で管理しなくてはならない。

商品にブランドがあるように街にもブランドはあります。
渋谷は若者の街、新橋はサラリーマンの街、六本木はセレブの街など。
その中でも銀座は大人の街として不動の地位に君臨しています。

でも、その銀座ブランドに最近ボクは疑問を感じてます。

というのも先日、銀座に寄った際に昔よく行ったお店に足を運んだ時の話です。

その店は別に高級店でも何でもないのですが、
その行き届いたサービスに大学を出たばかりのガキんちょのボクは感動を覚えたぐらいです。

その一つにお茶を何も言わなくても継ぎ足してくれる。
しかも、残ってるお茶は一度つぼに捨て、新しく入れ直してくれる。

「すいませ~ん!!!お茶くださ~い!!」と
声を張り上げないとお茶も満足にくれないお店しか知らなかったボクは
それだけで「さすが銀座は違うな~」と感心したものです。

そんな素敵なお店も、初めて足を運んだ日から3年後に訪れると、
残り茶を捨てずにそのまま継ぎ足してました。

少しがっかり。

それからさらに5年後、つまり先日の話ですが、さらにがっかりすることが。

ボクの近くのテーブルの女性が給仕の人にお茶を頼みました。
その時、ボクは自分のお茶もないので足してもらおうとテーブルの端に湯のみを置きました。
ところが、給仕のおばちゃん、女性のお茶を注いだらそそくさと退散しようとしてる。

「ちょっと待てよ!」と。そりゃキムタクじゃなくても言いたくなるわ。

そりゃないっしょ。普通は戻りすがら他のテーブルにも目を配るもんでしょう。
それが給仕の仕事でしょ。言われたことをやったらお終い。はないよ。
しかも銀座だろ!

そう、ここで銀座ブランドが出るわけです。

こんなサービスで銀座気取って高い代金請求するのは大間違いだよ!と。
まさに銀座ブランドにタダ乗り状態。
ボクは給仕のおばちゃんに聞こえるように文句を言いました。
もっとちゃんとしろ!と。

銀座の旦那衆は商業地開発に勤しむだけでなく、
こういう細かいところにも気を配ってもらいたいもんです。

銀座は他の野暮な街とは違うんですよ。そういう気質は守っていってもらいたいもんです。