長女は夏休みの宿題も滞りなく仕上げ、二学期が明けました。

長女の学校では必ず9月中に運動会が行われます。
二学期が明けたと同時に、ダンス練習が始まりました。

「こんな踊りやねん!」楽しそうに私にも踊って見せてくれました。

「練習したいのに、給食があんまり食べられへんねん。しんどくなっちゃうねん。」
下痢も少し続いていたので、小児科に連れて行くと
「新学期はねこういう子多いんですよ。学校の方は大丈夫なのかな?」
と、暗に”不登校”を心配する先生の言葉。

それでも私はあくまでも”夏ばて”を信じて疑いませんでした。
それとは裏腹に長女の神経症状は顕著に表れてきたのです。

担任の先生にしつこく「水筒のお茶腐ってない?」と聞いたり、
「髪の毛が口に入ったから、お腹痛くなるかも・・・」と
常に何かしらの不安心配を口にし始めました。

私は夏休みの”水あたり”が神経質にさせているのかと思っていました。

そんなある日
「運動会の練習したいのにしんどくなるから休む!」
「じゃあ明日は連絡帳書くから見学したら?」
「でも練習見てたら、やりたくなるもん。」
「じゃあ頑張ってやったら?」
「でもしんどくなるもん。」

このやりとりが何十回も続きました。
主人が帰ってきた時には、限界で私も何がなんだかわからなくなって
「じゃあどうしろって言うの!!」
とダイニングチェアーを冷蔵庫にぶち当てて号泣してしまいました。

その時長女は
「わかったから!行く!行く!!私学校行くから!!ママ泣かんといて!!」
と怯えた顔で泣きながら叫びました。

主人は長女がしんどくならないように、お守りを作って持たせました。

本当に私は愚かでした。
長女のあんな顔を見ていたのに・・・。

そうして運動会で踊る長女は本当に楽しそうだったんです。
活き活きとキラキラと輝いていました。
でもそれは精一杯の姿だったんだと思います。