各国の青年経済人が集まり、「持続できる会社経営とCSR(Corporate social responsibility)について」というテーマで会議を行い、私は日本代表としてスピーチさせて頂きました。
21世紀の主な日本のCSR活動ブームや200年以上続く日本企業を紹介する中で、日本人に染み込んでいる教育精神の一つとして、武士道(Busido)と経営哲学を取り上げました。
「会社の事業規模によって経営者の人間性や能力が判断されるのか?」
「お金持ちだから経営者として成功しているのか?」
今回、アジアの国から集まる大小さまざまな経営者の方々と交流させて頂いて、まずは「いくらお金を持っているから偉い!」という壁を取り払うことで、初めて企業経営の本質を話し合うことができました。
例えば、近年の日本の若者から中年にかけて広く浸透している考え方として「お金持ち=成功」がありますね。もちろん私だって20代より様々なビジネスを行い、事業規模の大小を人と比べたり、ひとつ上の経営者を目指してもがき苦しんだりしました。ただ、残念ながらお金持ちになっても数年で消えていく経営者を見てきた中で、「この考え方をしている時点で人としてレベルが低いかもしれない」という直感が少しずつ芽生えてくる。レベルの高い次元で人付き合いをしないと、負け組になるんじゃないかと思うようになる。
僕はその向上心は大切だと思う。
その上で、経営者としての成長を、利益の拡大という考え方よりも、人間性の豊かさの向上としようというのが、今回のブログの目的でもあります。
私がなぜ論語を勉強しようと思ったのか?
最初の動機は、経営者として著名な方々や、取材を受ける経営者の方々が、歴史上の有名な格言をしっかり勉強してそれを指針にしている様子を知ったからです。そして、今から4年ほど前に「論語」と出会いました。その時代に流行の自己哲学本や、我流の哲学(ホリエモンとか)が持てはやされることが多いのですが、最後に残るのは、やはり時代に不偏の哲学です。
このブログを通して少しでも皆様と心の共有ができたならば幸いです。

