俺自身、勉強が大の嫌いであったため大学には行きたくなかったが、親がどうしても大学には行ってほしいとのことで、泣く泣く最低限の勉強量で行ける地元の文系大学に受験することに。
(センター試験一か月前)
とは言っても、おれはクラスだと下から二番目くらいの頭脳の持ち主で赤点常習犯であるため
センター試験が終わった段階で自己採点した結果おれが第一希望としていた偏差値45という中の下くらいの大学を担任の先生は『諦めて第二志望に専念しよう』と言われた。
その言葉に無性に腹が立った。
だからといって勉強をたくさんしようとは思わない。一日、1,2時間の勉強で受かろうと心に決めた。
結果的に第一志望に受かることが出来たのだが、おれは、通っていた自称進学校の生徒の中でとてつもなく勉強時間が少なかったため
友達にも『なんでおまえがうかるんや』といじられた。
おれ自身も他のその大学に受からなかった人の顔が浮かばれない、後ろめたさと受からなかったら受からなかったでしょうがないと思っていたが
合否発表の当日、ちゃんとした受験は初であったので遠足の前日くらい寝れなかった。
合否発表の一時間前ぐらい、友達の電話で起こされる。そいつと一緒に合否をみる約束をしていたのだ。
寝ぼけまなこで服を着替え、集合場所の学校に急ぐ。
学校についたと同時くらいに合否が確認できる時間になり、校門で友達が待っていたためそこで確認することに。
合否確認は大学のホームページに合格者の受験番号が張り出される。
おれの横から『やったー』と歓喜の声。
まず先に友達が合格する。おれも眠たい目を擦りながら自分の受験番号を探すが見つからない。
『ないかも。。。』とおれが言うと
友達がこれはお通夜のような空気になると思ったのかおれの受験番号の書いてある紙を奪い取り、確認しだした。
おれはしょうがないと考えつつも、おれだけ受からないと落胆していたら、友達が『あるやんけ』とスマホをみせてきた。
ただのおれの確認ミスであった。
なんだかそれが無性にうれしくて、今までの人生にないくらい喜びを感じた。
これが、おれが大学でギャンブルにハマってしまった原因かもしれない。