アンの養育里親物語 -16ページ目

アンの養育里親物語

怒涛の不妊治療3年間で、10回に渡る採卵。
そして、里親登録へ。
夫と愛犬と里子との生活の日々や心の中のことを
綴っていきます。

ニコは、試し行動がひどい。
ひどい日には、朝から晩まで、
10回くらい泣き喚いている。
いい加減嫌になる。


でもこのいい加減嫌になるのは
何にかというと、、、。

これ、本当に複雑な気持ち。
自分に腹が立ってしまう。
自信を失ってしまう。
泣いている彼女を、大切に思えなくなる自分に
腹が立ってしまう。

一番は、寝るとき。
寝るときに彼女は、一人で寝たがる。
一緒に寝るのを嫌がるのだ。
添い寝すると、
『お母さんあっち行って』と言って私を押しのける。

私の神経を逆なでする言葉。
まだ小さいので言葉を知らないのもあるけれど
『お母さんいらないバイバイ』と言ったりする。
それを聞くと自分の気持ちが冷静でいられない。
どうにもならない。
気持ちがカッとなってしまう。
まだまだ小さいのに
1人で寝たいなんて。。。
普通の子と言う言い方は本当にしたくないけれど、
普通の家庭の子であれば、こんなことないんじゃないか、と悲しくなる。
私をお母さんと思ってないの?
それとも、本能が私をお母さんと認めないの?。
彼女は思いっきり泣いてみたり、私を困らせたり、
私を拒否してみたり
私の愛情を求めているのかもしれない。
けれどその表現の仕方が、私を傷つける。



1人で寝たがるのは、
施設で横に大人が寝たりしてないのではないかと思ったりもする。
ニコちゃんにとっての当たり前だった環境が
私にはどうしても受け入れられないのだと思う。

必要ないのに、添い寝しようとして
自ら傷ついているのは、ばかばかしいと思うけど、
早く親子になりたいとどうしても思う。
どうしても添い寝したいと思う。
そして、
こんなに大切に思っているのに
どうしてこんなに傷つかなければいけないのだろうと、
そう思う日も少なくない。

本当ならば、
ニコちゃんが親と一緒に暮らせなかったこと、
数年間、乳児院で暮らしてたこと、
そこでの習慣や、そこで育ったことの全てを
私は受け入れなければいけないのだと思う。
ゆっくり時間をかけてニコちゃんの歩調に合わせて
親子にならなければならないのだということもわかる。
わかるけど、傷つく。
彼女の寝顔見ながら複雑な思いになる。