FaceBookを通して、今まで出会った方々を改めて見直すことができる時代ですね
先日ブログでも紹介した都市構想モデルの記事を見てくださった森ビルの友人より、「六本木ヒルズ」へお誘い頂いて特別講義&噂の都市模型を見ることができました。
見よ、NY×東京の精巧な巨大模型を!
今回は「六本木ヒルズ」創業時よりタウンマネージメントをしている偉い方で、一度だけお会いしたのですが、ディズニーランドから森ビルという経験者。不動産としては建物(ハード)に目が行きがちですが、施設は生き物なのです。
タウンマネージメント(ソフト)ってみんな知ってる?
そこに遊びがあり、自然があり、地域があれば街はできていく。だが、その街をNYと比較したり、世界と比較して、その地域性を語れる人はあまり出会ったことがない。もちろん建築家の方々は語るけど、不動産を経営していないので、なかなか両者の意見を取り入れて使い方を提案することすらできません。
もっと言えば、これは不動産の領域ではなく、管理会社や都市計画を担う役所の領域なのです。建てたら終わりではなく、そこに地域コミュニティーサービスを創る、植栽管理や施設デザインの修正を行う、イベントやプロモーション活動を継続的に行う、そんないつもわくわくするサービスを街の中で提供し続けるのです。
例えば、こんな日本文化を紹介するブースを出展したい、子供たちと触れ合う自然がほしい、そこにホテルや映画館があって、そのお客様がふらっと迷い込んで新しい出会いを果たす、そんなディズニーのようなアミューズメントの発想が都市に欲しい。
東京にある三井ミッドタウンでさえも、森ビルでのTM経験者が多く企画に携わっていることを考えると、森ビルの地域総合マネジメント力が本当に高いことが実証されています。
お偉い様方は結局金銭・数字主義な不動産業界です。
ビジョンがないとはこういうことです。
スカイツリーが完成すると同時に、このミニチュア模型も変化し続けるのです。
東京タワーと港湾エリアの発展も、もっと便利になっていくとよいですね。国際都市「東京」として誇りある街にするには、まだまだ~と思わねば、街は変わりません。