弊社は老舗不動産会社というイメージを超えて、今年は「街創りリーダーとしての商社機能」を高めていくべく、企業再編の下地を考えております。


現在、私は東京の商社で修業・実践をしておる毎日ですが、国内外で優秀な企業と仕事をして分かる事は、「情報をすばやく適当な人へ繋げる判断力」があることです。かのウォレン・バフェットは投資家であり金融王というイメージが世界中で強く根付いていますが、彼の成功要因の一つに、テクニックではなく、彼自身の性格的なものとして、「必要な情報を適当なタイミングでぶん投げる思い切りの良さがある」と聞きました。


お金持ち=優秀・頭がよい


と考える自分を捨てて、お金持ちに集まってくる情報を引き出し、その情報を必要としている人に絶妙なタイミングで配ることに挑戦しようと思っています。


さて、弊社の投資案件についても近況報告します。


昨年末11月に外部コンサルタントを入れて、マンション物件の募集戦略を根本から構築し直しました。結果として、空室率は75%から96%にまで回復(2月末時点)、その過程において賃料減額を実施しましたが、逆に礼金があっても成約が続いており、総合的な賃料減額による損失を最小限で留めることができました。


ここでもいえるのは、いかに情報にインパクトを与え、その情報を有効活用できる優秀な営業マンを囲えるかが決め手となりました。(地上戦)


① 営業スケジュール、②営業報告、③営業データ


いつの時代でも、上記をチェックできる体制が理想ですね。


そして今どきの集客である情報源(WEBサイト等)の更新をしっかり管理(空中戦)できる体制があって、初めてお客様からの反応を知る事ができました。


基本はすべて「人」です。


世の中、パーフェクトな人材ってのはありませんので、様々なやり方であれ、その人にとって一番やりやすい仕事をできるように指示・管理できるような気遣いが大切に思います。