私がこの土地で4年半という月日を過ごした中で、ときに新聞社に勤め、ときにモノを売り歩き、感じたことをブログ(日記)にしてきました。


21世紀版・不動産事業のススメ 英語学校の頃(22歳)は、かき氷屋をやったり、音楽家の秘書をやったり、新聞社で飛び込みのアルバイトをやって仕事を学び、2年が経つ頃(24歳)には法人向けの観光紹介の仕事やメディア撮影の現地案内で食べさせてもらいながら、アパートホテルのビジネスに出資を頂いたことで少しまともな生活となった。


大学院で金融を学ぶ頃(26歳)は、カーネギーホールで日本人音楽家のボランティアをしたり、日系団体に所属して普段入れない場所に行ったり、本物の投資家に会ったりもした。そう、私の中ではその本物の投資家の考え方や行動力がとっても印象的で、例えば僕が立食パーティーでいつもモリモリ食って話すのは、彼の真似をしている(笑)。


21世紀版・不動産事業のススメ 現在30歳に至り、将来は自分で選ぶものだが、金融会社で10年、20年と最前線の仕事がしたいと思ったり、大手企業で大きな仕事がしたいと思ったり、ベンチャー会社に勤めて個人実践力を磨きたいと思ったりして迷ったりする。


でも、人はそのうちの一つの道しか結果的に選ぶことはできない。自分の才能も結果的に何かに長けて何かは欠ける。でもそれでよいと覚悟を決めた時に、足らないものが見えてくるのでしょう。


私は28歳の時にお金を稼ぐことから、お金を使うことに足を踏み入れた。大手企業で10億を動かしても、個人では1000万円も使えない。勤めていた会社で1億円の売上をあげても、自分が立ち上げた会社では1000万円の利益さえ出せない。いつしか自尊心が大きく傷つき、周りへ儲かっていると嘘をついてしまう。大風呂敷を広げても、立ち位置が分からないと足元がグラグラになっちゃう。悔しいと思う、、、これがスタート。


21世紀版・不動産事業のススメ 今日は検索サイトで「NY」と検索したら、まず初めに出てくる有名なNYのブロガー女王「NYの遊び方」Libatyさんにお会いする事が出来ました。今から6年も前になる私の起業当時の記事を覚えてくださっており、とっても仲良くなりました。もちろん、NYでメディアや記事コラムを書く会社を経営し、その後に学生たちが集まる飲み会に行ったら、ちょっとした騒ぎになりました。(笑)


嬉しい事に、私のことも学生たちは知って下さっていて、24歳で会社をやることは日本では珍しい事ではありませんでしたが、開拓の第一歩であったということです。その後は若手経営者がNYにも増えるようになったため、その中でリーダーが育っていけばよいと思い、少しお話をしました。


21世紀版・不動産事業のススメ 私は10分の1の原則を持っている。


個人で1000万円を動かしたら法人で1億円の売上を目指す。法人で100億を動かしたら個人で10億に挑戦する。でも目標100%達成はなかなかできないわけで、10億を目指しても半分しかいかない(ただ、5億円でも感謝感謝だよね)。


要は「競争」から逃げないこと。1億円を動かすために必要なパートナーは誰か、経営方法は何か?それを必死で勉強することが未来のリーダーの始まりであり、日本のモノを売る勇者になってほしい。


もちろん、10億の壁を達成すると100億の人が現れてしまう。数字が上ってことは、上なりの考え方があるわけで、下から上までの格差が広いのがニューヨークだと思うのです。自分が有名になることを前提にして、今を生きてください。・・と若者に焚き付けてみたり。