★各種レーザの特徴と利用先および技術動向!
★先端分野で利用される各種レーザの加工事例 バッチシ解説!
★現場で起きるレーザートラブル(「コゲ」等)とその対策

セ ミナー番号
S00822

講 師
IPGフォトニクスジャパン(株) 営業部管掌 理 事 三瓶 和久 氏
対  象 レーザ加工に課題のある技術者、担当者
会 場
川崎市教育文化会館  第6学習室  【神奈川・川崎駅】
JR川崎駅から徒歩10分
日 時
平成22年8月27日(金)  13:00~16:00
定 員 25 名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料
お申込
1名につき43,050円(税込、 テキスト費用・お茶代を含む)

※8月16日までにお申込いただいた方は37,800円(要無料会員登録)

※同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円
※早期申込割引の方は会員登録後 のポイントをご利用してください

◆詳細・お申し込み はこちらから◆
(画面下部の項目を選択して『カゴに入れる』を選択)


【講演主旨】
レーザ加工技術は、日進月歩で進化して様々な分野で利用されている。 本セミナーでは、レーザ加工技術の基礎と最新動向、加工技術の要諦を判り易く解説します。


【プログラム】

1.各種レーザ発振方式の構成と特徴および技術動向
 1ー1.レーザ発振の原理
 1-2.各種レーザの特徴と利用先および技術動向
   ・CO2   ・半導体レーザ   ・YAGレーザ                          
   ・Diskレーザ   ・Fiberレーザ
   ・波長レーザ   ・グリーンレーザ                         
   ・UVレーザ   ・パルス
   ・ナノレーザ   ・ピコレーザ
   ・フェムトレーザ   ・その他

2.レーザによる加工プロセス
 2-1.エネルギー密度
 2-2.波長
2-3.パルス幅と加工特性

3.レーザの取扱いと安全上の留意点

4.先端分野で利用される各種レーザの加工事例
 4-1.各種プロセスと加工事例について
  4-1-1 CO2レーザ(自動車)
   ・ファイバーレーザ溶接 ・切断
  4-1-2 半導体レーザ(自動車・電気・電子)
    ・樹脂溶着 ・はんだ付  ・ろう付            
  4-1-3 グリーンレーザ:2倍波      
    ・Cu溶接・微細加工(電気・電子・太陽電池)
  4-1-4 UVレーザ:3倍波      
    ・微細加工(半導体)
  4-1-5 ピコ~フェムトレーザ
    ・微細~超微細加工
  4-1-6 水アシストレーザ
    ・非熱微細加工
  4-1-7 シングルモードファイバーレーザ 
    ・超高速加工 ・リモート切断
 4-2.太陽電池への加工事例
 4-3.携帯電池,リチウム電池の加工事例
  ・アルミ薄板重ねレーザー溶接技術

5.現場で起きる各種レーザートラブル(「コゲ」等)とその対策技術の実際

6.レーザ加工技術の市場動向と技術上の新展開

 【質疑応答 名刺交換】
研究開発支援ブログ

★成形プロセス中の高分子結晶化挙動解析 ★透明化剤による材料特性の改善!
★ブリードしない結晶化核剤! 市販核剤との性能比較例(耐熱性他)!
★究極の分子構造ポリエチレン! ★注目の結晶性高分子の磁場配向!

ミ ナー番号
S00803

講 師
第1部 東京工業大学 大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻 教授 鞠谷 雄士 氏

第2部 国立大学法人 東京農工大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 博士(工学) 豊田 昭徳 氏

第3部 (株)ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 添加剤研究室 室長 川本 尚史 氏

第4部 住友化学(株)  技術経営企画室 研究開発担当部長 工学博士 細田 覚 氏

第5部 首都大学東京 都市環境科学研究科・准教授 博士(工学) 山登 正文 氏
対 象 高 分子結晶化 に関心のある技術者・研究者・分析部門など
会 場
川崎市産業振興会館 第1研修室  【神奈川・川崎】
日 時
平成 22年8月30日(月) 10:00~17:45
定 員 30名 ※満席に なりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料
お申込

1名につき54,600円 (税込、テキスト費用・お茶代含む)

8月20日までにお申込みいただいた方は49,350円(税込、テキスト費用・お茶代含む) 要会 員登録(無料)

※同一法人より2名でのお申し込みの場合、79,800円。

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第1部 成形プロセス中の高分子の結晶化挙動解析と高次構造制御


【10:00-11:15】

東京工業大学 鞠谷 雄士 氏

【ご専門】
繊維・高分子材料の成形加工と構造・物性

【ご略歴】
1982 東京工業大学 博士後期課程修了
1982 東京工業大学工学部助手
1986 米国オハイオ州立アクロン大学 客員研究員
1991 東京工業大学工学部助教授
2001 東京工業大学工学部教授

【著書】
成形加工におけるプラスチック材料、
プラスチック成形品の高次構造解析入門 ほか

【その他活動】
President, Polymer Processing Society,
繊維学会 副会長、 
元プラスチック成形加工学会副会長 ほか

【講演趣旨】
 高分子の溶融成形プロセス中の結晶化は、温度変化を伴う非等温下のプロセスであるとともに流動・変形を伴う応力場・非等方場でのプロセスでもある。このような複雑な場で起こる結晶化を伴う高次構造形成のメカニズムを、結晶化速度と冷却速度の関係、結晶化の発熱の影響、配向誘起の結晶化と結晶化に伴う自発的な配向形成、シシーケバブ構造形成などの観点から、なるべく平易に解説する。高次構造制御は、成形品物性制御の観点から極めて重要である。

【講演項目】
1. 成形プロセス中の結晶化の基礎
 1-1. 冷却過程での結晶化
  1-1-1. 準静的扱い、アブラミの式の非等温への拡張、
                     結晶化潜熱の発生速度と冷却速度
  1-1-2. 準静的扱いの限界、核形成・成長
 1-2. 流動場での結晶化
  1-2-1. 応力-光学則、結晶化速度の配向度依存性、流動の記憶効果  
  1-2-2. シシーケバブ構造形成

2 . 成形プロセス中の結晶化の解析事例
 2-1. オンライン計測手法
  2-1-1. 温度計測、応力計測、速度計測、複屈折計測、X線回折測定
 2-2. 溶融紡糸過程の解析
  2-2-1. 温度測定による配向結晶化速度解析、
          複屈折計測による結晶化挙動の推定
  2-2-2. 広角X線回折測定による結晶化挙動解析
 2-3. フィルム成形過程
  2-3-1. 一軸伸長過程・二軸伸長過程の結晶化、面配向、
 2-4. 溶融成形過程の移動現象論と高次構造形成
  2-4-1.高次構造形成を伴う系のモデル化、熱収支、構成則への影響

【質疑応答・名刺交換】



第2部 新規高分子型結晶化核剤(ポリプロピレン用核剤、ポリ(1-ブテン)用核剤、等)の開発と市販核剤との性能比較例(耐熱性)、高分子結晶化制御

【11:25-12:40】

国立大学法人 東京農工大学大学院 豊田 昭徳 氏

【キーワード】
1.核剤
2.成形サイクル
3.耐熱性
4.結晶系
5.ポリ乳酸
6.省エネルギー

【講演主旨】
結晶化核剤は、高分子材料の透明性向上、剛性向上や剛性/耐衝撃性バランス向上、等に効果を発揮し、材料の高性能化・高機能化の有力な武器となっています。また、成形サイクル向上や成形温度幅の拡大により、成形速度の大幅な向上や生産性の向上・省エネルギーの達成を可能としています。ポリプロピレンやポリ乳酸用核剤を中心に、性能や作用機構および課題等を紹介するとともに、今後の核剤開発の方向についても展望します。

1.はじめに
 1.1 高分子材料設計・物性制御の流れ
 1.2 高分子物性、加工性と分子構造や固体構造等との関係
 1.3 核剤の種類およびその作用と機構

2.ポリプロピレン用核剤 
 2.1 代表的市販核剤の性能例
 2.2 β晶核剤とその性能例
 2.3 高分子型核剤やその他の化合物を用いた開発例

3.ポリ乳酸用核剤

4.その他の核剤の性能例
 4.1 ポリエチレンやポリ(1-ブテン)用核剤
 4.2 超分子型核剤

5.今後の展望

【質疑応答・名刺交換】



第3部 核剤・透明化剤による材料特性の改善
~オレフィン、エステル系への応用


【13:30-15:00】

(株)ADEKA 川本 尚史 氏

【講演主旨】
結晶性高分子の実用物性は、その結晶化状態に大きく左右される。用途により高分子(樹脂)そのものの高性能化(立体規則性の改善や共重合の利用など)、コンパウンド(フィラーなどの添加)による複合化、成形加工方法の選択による制御など、さまざまな対応がなされている。そうした中にあって核剤・透明化剤はごく少量の添加により、簡便に且つ経済的に高分子の結晶化を制御することが可能であり利用が進んでいる。核剤・透明化剤は高分子が本来有する特性を引き出す添加剤であり、さまざまなメリットが期待される。特に力学特性の改善、耐熱性の付与、透明性の改善などが可能であり、用途の拡大や他樹脂の代替なども一部では進められている。本公演では、核剤・透明化剤の現状、市場、また核化機構の基礎から応用例までを紹介する予定である。

1.結晶化と核剤・透明化剤
 1.1 高分子の結晶化
 1.2 高分子の結晶化と核剤・透明化剤
 1.3 核剤・透明化剤の作用とメリット
 1.4 市販核剤・透明化剤の種類

2.核生成の理論と核剤・透明化剤
 2.1 核剤・透明化剤の濃度(添加量)の影響
 2.2 核剤・透明化剤のサイズの影響
 2.3 核剤・透明化剤の結晶格子定数の影響(結晶格子の整合性)

3.核剤・透明化剤による材料特性の改善
 3.1 力学特性の改善
 3.2 透明性の改善
 3.3 成形性・生産性の改善
 3.4 ポリマー設計と透明化剤
 3.5 その他の実用例

【質疑応答 名刺交換】



第4部 ポリオレフィンの分子構造・結晶構造制御と物性相関

【15:00-16:15】

住友化学(株)  細田 覚 氏

【著作】
編集著書: Advances in Polyolefin Science and Technology (1996年、Research SignPost社)

【キーワード】
1.ポリオレフィン製造法;発見と変遷
2.ラメラ結晶と機械強度
3.究極の分子構造ポリエチレン

【講演要旨】
 ポリエチレン、ポリプロピレンの重合、分子構造、結晶構造、および機械物性について基本から解説する。ポリオレフィンの分子構造レベルの分布は結晶構造の分布に鋭敏に反映され、ラメラ晶厚み分布のような結晶レベルでの分布は、特に機械強度に直接影響する重要な因子である。機械強度を支配するタイ分子濃度との関連で、結晶構造分布の重要性を説き、究極の構造モデルとも言える、分子内の分岐位置を完全に制御した均一構造ポリエチレンの特徴ある結晶構造についても紹介する。最後に構造面から見たさらなる高性能化の方向についても考察する。

【講演項目】
1. ポリオレフィンの基礎
 1-1. ポリオレフィンの発見と工業的製造方法
 1-2. 重合触媒の変遷

2. ポリオレフィンの構造因子
 2-1. 各種PE、PPの分子構造
 2-2. 結晶構造、高次構造と解析手法
 2-3. 分子構造分布と結晶構造分布

3. ポリオレフィンの構造と物性
 3-1. ポリオレフィンの機械的性質
 3-2. 機械強度への高次構造分布の重要性
 3-3. 究極の構造制御されたポリエチレン

4.高性能化の方向性

【質疑応答 名刺交換】



第5部 結晶性高分子の磁場配向の原理と制御法

【16:30-17:45】

首都大学東京 山登 正文 氏

【キーワード】
1.配向
2.磁場
3.高次構造制御

【講演主旨】
非磁性物質として取り扱われ磁場との相互作用を無視されてきた高分子であるが,超伝導技術の進歩により,その微弱な磁性を利用することが可能となってきた.本講演では結晶性高分子の磁場配向を,その原理から実際の配向制御まで具体例を挙げながら紹介する。

1.高分子と磁場の相互作用
 1-1 物質の磁性
 1-2 磁気エネルギー
 1-3 磁気プロセスの利点

2.磁場配向の原理
 2-1 磁気トルク
 2-2 磁場配向させるための条件
 2-3 磁場を用いた2軸配向法

3.結晶性高分子の磁場配向
 3-1 高分子結晶化の基礎
 3-2 結晶性高分子を磁場配向させるための条件
 3-3 結晶性高分子単独での磁場配向
 3-4 結晶造核剤を利用した磁場配向

4.磁場配向結晶性高分子の構造と物性
 4-1 磁場配向で得られる構造の特徴
 4-2 磁場配向体の光学および力学特性

 【質疑応答 名刺交換】
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★EVやHEVなどの基幹部品であるパワーモジュール(PM)の実装構造や近年の動向!
★高耐熱実装構造の熱疲労信頼性評価の結果について紹介!
★車載向け電子部品の信頼性設計の概念と高耐熱化に向けた信頼性評価技術!

セ ミナー番号
S00821

講 師
日産自動車(株)EV技術開発本部 EVシステム開発部 EV先行車両開発グループ 工学博士 山際 正憲 氏
対 象 レーザ加工に課題のある技術者、担当者
会 場
川崎市教育文化会館 第1学習室  【神奈川・川崎駅】
JR川崎駅から徒歩10分
日 時
平成22年8月30日(月)  12:30~16:30
定 員 25 名 ※満席になりましたら、締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
聴講料
お申込
1名につき43,050円(税込、 テキスト費用・お茶代を含む)

※8月18日までにお申込いただいた方は37,800円(要無料会員登録)

※同一法人より2名でのお申し込みの場合、69,300円
※早期申込割引の方は会員登録後のポイントをご利用してください

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【講演主旨】

EVやHEVなどの基幹部品であるパワーモジュール(PM)の実装構造や近年の動向を説明した上で、これらモジュールの信頼性設計における今後の課題を解 説する。後半は、SiCデバイスを用いた超小型PMの実現に向けて、高耐熱実装構造の熱疲労信頼性評価の結果について紹介する。全体を通して、車載向け電 子部品の信頼性設計の概念と高耐熱化に向けた信頼性評価技術に対する知見を深め、今後の製品開発に役立ててもらうことを目的としている。


【キーワード】
1.車載
2.パワーモジュール
3.信頼性
4.実装
5.SiC
6.高耐熱

【プログラム】

1.車載パワーモジュールの信頼性設計技術
 1-1 地球環境問題と自動車 
 1-2 車載パワーモジュール(PM)の実装構造とその進化
 1-3 車載PMの信頼性設計手法と今後の課題

2.SiC高耐熱構造の熱疲労信頼性評価技術
 2-1 高耐熱PMの新構造とその課題
 2-2 課題(1)~応力緩和に関する評価~ 
 2-3 課題(2)~接合部の寿命に関する評価~
 2-4 課題(3)~接合層の材料強度評価~

 【質疑応答 名刺交換】
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