男性のエッセイ本をはじめて読んだ。
お笑いコンビ オードリーの若林さんの本。
これまで、男性のエッセイの本って読んだことがなくて(村上春樹さんのはちょっと読んだことがある)。
女性の本はたくさん読んだ。
女性の書いた本は生きるヒントが書かれていそうで、自分がよりよく生きるために読んでいた。
だから、テレビで紹介されてて、ちょっと読んでみたいなーって思ったんだけど、今までの自分と違いすぎて、アマゾンでポチっと買う勇気が出ず、本屋で子どもを抱っこしながら立ち読みをとりあえずしてみることに。
そして、買うのをためらっていたら、子どもにページをおもいっきりグシャッとされて、結局購入することに。
(本当は買いたかったと思う)
買ってよかった。とても面白かった。
内容が濃い濃い濃い濃い。
(何年もの連載が一冊に詰まっているから当たり前なんだけど)
ものすごいエネルギーが注入されていて、この手の本はいつも一日とかでさらっと読みおわってしまうことが多いのだけど、何日もかかってじっくり読んだ。
というより読めなかった。
40弱の話が200ページにおさまっているのだけれど、どれも濃くて、途中で自分だったらどうかなとか考えて、止まってしまうのだ。頭の中でこれまでの自分をおさらいする感じ。
これまでたくさん読んだ女性の本は自分と同化させながら読んでいて、自分がピンとくる部分はじっくり読むけれど、つまらない部分は流し読みをしていた。
でもこの本は、自分と違いすぎて同化できなくて、でも共感できる部分はたくさんあって、、、。不思議な本であった、、、。
ネガティブだと本人がいう性格も私とは違うし、そこから発生する悩みがたくさん書かれているけれど、その悩み自体も、私とは全く異なる。男性の悩みだから、女性の私にはそもそもない悩みも多いし。
しかしながら、悩みを解決しようとしたときの「プロセス」と「結論」
が私とほぼ一緒だったのだ。
詳しく書くとネタばれするので控えるけれど、
ノートに肯定的なことを書き込んでいく話がああって、彼は他人のよい面を書き出していた。
私の場合は自分のよい面を書き出す作業、自分のその日のどんなささいな行動でも肯定することを書きまくった時期があった。
たとえば、朝御飯を作って食べた。えらい。とか。
そんなこんなで、自分と通じる面があるのだ。
みんな大なり小なり悩んでいるけど、解決方法って一緒なのか!?
そしてさらに私が気づいていない部分、
理解はできたけど、私がまだ行動ができない部分や、最後にはまだ共感ができない面も書かれていた。
この本が私にとっては新たな自己啓発本だと思った。
普通はこうするとうまくいくよ、というアドバイスが書かれているのが自己啓発本だと思うけれど、ここには他人へのアドバイス的なものはない。
でも、読後感はさっぱりしていて、
「作者に比べて私なんて」と卑屈にもならないし、
「よし!私もこの作者みたいに頑張ろう!」と意気込むこともない。
みんなこうなんだね。と安心する。
日々を安心して暮らしてゆける。
こういうのも自己啓発になるんじゃないかな。
たくさん気付きがあったけれど、
一番響いた部分を私なりの言葉で表すと、、、
自分が熱いと外からの冷や水なんてすぐに蒸発してしまう
という言葉だった。
・
・
・
日々を丁寧に生きよう。
私は育児が好きだ。
私はけっこう家事が好きだ。
それでいいじゃないか。
なにかすごい発明ができるわけでも
誇れるような特技もないけど
いつもやらなきゃいけない生活を楽しくできることはいいことじゃないか。
