英検準2級程度でgrade9に入学したカナダのボーディングスクール。


最初はみんな初対面だからお互い気を遣い合っていたようです。


娘も白人のカナダ人やアメリカ人に混じって笑顔の写真がよく送られて来ました。


が、1ヶ月も経つと、英語がわかっていないと笑われたり、イントネーションを真似されたりと、時々泣いて連絡してくるようになりました。


たしかに、勉強でみんな余裕がないのに、カタコトしか話せない子を助けてはくれません。


特に娘の方が少しでも良い点数を取ると、あんな子に負けたと、泣いて悔しがる子もいたそうです。


海外もこんなに点数にこだわるのかと、私の方が驚きました。


幸いにも、漢字の多いマンダリンと英語ハンデの少ない数学が得意だったため、その時間だけは気持ちが楽だったようです。数学はすぐにmath10にクラス替えしてもらえました。


しかし、同級生に日本人女子はいなくて、孤独感は増しマシで、年末には既に表情も暗く、一時帰国をカウントダウンするまでになっていました。