平成24年5月26日 快晴の大台ケ原です。
大台ケ原は、東と西の2つのコースがあって、東は比較的手軽なコースとなってます。
西の方は、自然環境保全のため入山規制がされており、事前に講習を受けなければ入山することが出来なくなってます。
今回は、入山規制のない、東大台の方へシャクナゲを見に行ってきました。
緑と野鳥のさえずりを聞きながら20分ほど歩きます。
20分ほど歩くと、展望デッキがあり、眺望を楽しむことができます。
天気が良ければ、富士山も見えるとか・・・残念ながら見えませんでした(^_^;)
展望デッキから北の方へ10ほど登っていくと、日出ヶ岳の三角点があります。
ここでは、展望台があり、休憩ポイントとなってます。
標高は1,695mもあるそうですが、ほぼ山頂近くまで車で行けるので、達成感はありません。
正木峠~正木ヶ原へは木道が整備されており、歩きやすいです。
正木ヶ原からの眺め。
昔は、うっそうとした苔むす森だったようですが、昭和30年代の台風で樹木が倒れ、それらを搬出したことによって、林床が乾燥しコケ類が大幅に減少してしまいました。
代わってミヤコザサが林床を覆うようになり、樹木の発芽・生育条件が悪化しましてしまいました。
また、ササを主食とするニホンシカの繁殖により、下層植生が食べられたり、樹木の皮がはがされたりして、樹木が育たず、このようなハゲ山になってしまったようです。
正木ヶ原から10ほど歩いた牛石ヶ原というところに、神武天皇像が!
断崖絶壁の大蛇嵓(だいじゃぐら)からの眺め
ちょっとわかりにくいですが、大蛇嵓は岩がせり出しスリル満点の人気スポットとなってます。
大蛇嵓の入口で鹿に遭遇。
慣れているのか、堂々と草を食べてます。ねばって顔を上げたところをパチリ
シオカラ谷まで、シャクナゲを眺めながら登山道を下っていきます。
3度目の正直で満開の時期に遭いました。
大蛇嵓までは、ハイキング気分で行けるのですが、この谷はちょとキツイです。
約30分の下ったところに吊り橋があり、橋の下で暫く休憩。
この後の、登りに備えて充電です(・・;)
ここまで、ゆっくり歩いて約6時間、ここから駐車場まで30分ほど、意識朦朧となりながら登り続けます( ̄∩ ̄#
そして、温泉で汗を流して、晩御飯
ボタン鍋です
次の日も、早起きして山に挑戦するので、お酒はほどほどに9時半に就寝しました。
今日5月29日、まだ筋肉痛になってません(^-^)v
つづく