皆さま、こんにちは![]()
Unaでございます。
ぽかぽか暖かな陽気に、このまま春に突入かしら…と思わせておいて、まためっきりと冷え込んできた山陰です。![]()
しばらくエアコンのみで過ごせていましたが、昨日から再び灯油ストーブが大活躍![]()
今日見た大山はまだかなり雪が積もっていて、通常の装備で登れるのはしばらく先になりそうですが、気候が良くなったらまたアウトドアで忙しくなりそうな予感です。![]()
ところで、今日は東北大震災のあった311、3月11日ですね。
311で被災された方も、遠くから見聞きした方も、当時それぞれに思うことがあったのではないでしょうか。
私は311のニュース映像で、背後まで津波がせまっている中、福祉施設の入居者でしょうか、歩けないご老人を乗せた車椅子を押しながら、ゆっくりと坂道を上っている若い女性の姿を覚えています。
きっと彼女は一生懸命に車椅子を押していたのだと思います。
でも、坂道で負荷がかかり、ゆっくりとしか上れなかったように見えました。
すぐ後ろには津波がせまっており、どれぐらいの危機感を感じて上っていたかはわかりませんが、車いすのご老人や周りの仲間とともに、少しでも安全な坂の上に避難しなきゃ、と彼女なりにベストを尽くしていたと思うのです。
その後津波は彼らのところまで達したとか。。。
彼女たちは助かったのでしょうか。
車椅子を押すのをやめて、自分だけ必死に坂の上に駆け上がったら津波から逃げきれていたのでしょうか。
でも、私は彼女は津波に足をすくわれる最後まで車椅子を押し続けたと思うのです。
もし自分が彼女だったら、その「時」に何を想うでしょうか…。
生か死か、極限の状況の中で、人は何を想うのでしょうね。
私はチリ大地震(M8.8)の際、サンチャゴ国際空港の搭乗ゲート付近で被災しましたが、もうこのまま死ぬかもしれない…と覚悟した激しい揺れの中で、必死に神様に祈ったのを覚えています。
私を、すべての人を、どうかお守りください、と。
そして、命を助けてください、今度こそ神様の命にしたがい、今世での命を活かします、と。
結果、助けていただき、今に至ります。
あの時、生まれ変わったつもりで新しい人生をしっかり生きないと、と思いました。
父が亡くなった時も、父の分も懸命に生きよう、と思ったのです。
せっかく授かったこの命、活かさないとね![]()
生きたくても生きられなかった人の分も。
生きることで、誰かの力になれますように。
皆さまは、いかがでしょうか。
愛と光とともに![]()
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Una
(海中で出逢ったイルカたち…生きていると神様は色々なものを見せてくださる)
