国内初のWindows Phone 7.5搭載スマートフォン「IS12T」 | Android(アンドロイド)端末&アプリの情報屋

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KDDIは27日、都内で日本マイクロソフト、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ(以下、富士通東芝)との共同新商品発表会を開催し、国内初となるWindows Phone 7.5搭載スマートフォン「IS12T」を発表した。Windows Phone 7.xはマイクロソフトが開発したモバイル向けOSで、従来のWindows Mobile 6.x系から大幅な刷新が図られたプラットフォームとして昨年秋に米国でデビューした。日本市場への搭載端末の投入は今回のau向けIS12Tが初めてのこととなり、市場に米AppleのOS「iOS」を搭載したスマートフォン「iPhone」と米Googleが開発するOS「Android」を搭載したスマートフォンと競合する新たなOSの選択肢が登場することになる。


今回投入されるWindows Phone 7.5は初期バージョンである7.0に対して500以上の機能が追加され、21言語をサポートし、35の国と地域でのMarketplace対応を図ったバージョン。開発コードは「Mango」とされる。

UIはWindows Phone 7独自の”メトロ・デザイン”を採用したもので、ライブ・タイルというタイル状のアイコンが画面に並べられた形だ。これらのタイルはユーザーが自分でカスタマイズすることもでき、ホーム画面を好みの形に整えられる。また、Windows Phone 7のUIは横方向への移動が可能なパノラマスタイルが採用されており、縦方向・横方向への移動を上手く活用している。

基幹アプリとしてウェブブラウザに「Internet Explorer 9」、オフィスツールとして「Microsoft Office」、クラウドサービスとして「Windows Live SkyDrive」を利用することができる。OfficeについてはWord、Excelなどのファイルの閲覧のほか、編集も可能で、それらのファイルをSkyDriveを利用してクラウド上に保存し、共有することもできる。

また、IS12Tは国内メーカーである富士通東芝が開発した端末だけあり、防水・防塵性能を誇る点も魅力で、ディスプレイは3.7インチ液晶(解像度:800×480)、端末のサイズは約59×118×10.6mm(最厚部:13.3mm)で、重さは約113gというハードウェア仕様を持つ。カラーラインナップはシトラス、マゼンダ、ブラックの3色。

搭載されるカメラはスマートフォンでは最高クラスとなる有効画素数約1320万画素のもので、撮影した映像はDLNA機能を利用してPCやテレビなどの大画面スクリーンに映し出して楽しむこともできる。

発売時期は9月以降の予定。

なお、IS12TはKDDIデザイニングスタジオ(東京・原宿)、au NAGOYA(愛知・名古屋)にて28日より一般展示されるので、発売前にチェックすることができる。