パチンコ屋で取ったAndroid機を動かしてみたよ の巻 | Androidちんたら開発室

パチンコ屋で取ったAndroid機を動かしてみたよ の巻

前回取ったAndroid機を調べてみた



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・パッケージ
 日本語パッケージというだけでかなり新鮮


 中華タブレットはあちらのパッケージのまま売られているので
 iPedとかNPadとか胡散臭いロゴが付いてる
 同じパッケージで中身が別、とかもザラなので
 外箱にスペック表が付いているだけでちょっと感動してしまう


 製品名はESP01とあり

 Amazonで引っかかる

 評価が当然のように星一つでテンションが下がる

 でも12000円で売ってるらしいから一応得したハズだよ!

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¥価格不明
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・開封と同梱物
 ちゃんと個別包装してある上に保護フィルムまで貼ってある
 これまたちょっと感動
 (画面に指紋が付いてるくらいはあたりまえなのだ)

 まともな日本語の取説、ACアダプタ、マイクロUSB変換ケーブル

 

 取説の最後には一年間の保証書がついてる

 大丈夫なんだろうかそんな保証して…


 また、なんとUSB変換ケーブルはホスト側だった

 変換後は平型USBのメスになる

 手元でマウントが確認できたのはUSBメモリのみ 



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・本体外観
 ルックスは思いの他まとも
 背面パネルは金属製のピアノブラック塗装
 ロゴなどの印刷も悪くない

 そして燦然と輝く技適マーク!

 これは完全な誤算

 正直舐めてましたごめんなさい

 中華タブレットで技適マーク付いてるの初めて見た


 タッチパネルの表面が波打ってる
 安い感圧パネル剥き出し!って感じ


 なんとまぁご丁寧にサポセンの連絡先シールが貼ってある
 個人輸入では不良品掴まされたら死ぬほど拗れるので

 ここは技適マークと併せて普通に高評価だ



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・中身
 中身はAndroid1.6のスタンダードな中華タブレットビルド、って感じ
 設定があらかじめ日本語化/shimejiがプリインスコされているのはよい

 スペック表や刻印を信じるならば
 

 Arm926(ARM926EJ-Sあたり?)
 メモリ256MB
 800*480 7インチ感圧パネル
 2GBフラッシュメモリ
 microSDカードスロット
 マイクロUSBポート(ホスト)
 30万画素カメラ
 wifi(b/g)
 3軸センサ
 2chスピーカー

 といったところ


 動作は基本的にはもっさり
 何をするにせよ一拍待たされる感じ
 ここらへんは値段相応だろう


 ただし、ハングアップや熱暴走等はまだ起こっていない
 (そういうレベルの商品が普通に混じってるのが中華タブレットなのだ)


 感圧パネルも値段相応
 自分が以前に試した中華タブレットよりはかなりまとも
 スライドするメニューも操作可能なレベル

 ただし、文字入力の誤タップは酷い
 キーのマス目に対して、パネル入力の分解能が明らかに足りない
 お箸の先っちょでつついても隣のキーを押してしまうレベル
 wifiのパス入力に5分くらいかかった

 上手く認識されるまで指を離さない、というバッドノウハウが必要になる


 画面下にあるのは戻るボタン

 ホームボタン、メニューボタンは画面上部のバーにソフト実装されている


 面白いのは画面のキャプチャーが実装されており

 画面上部のバーから実行できる



まとめ:

 1万のAndroidタブレットとか鬼地雷や・・・
 と思っていたので、意外としっかりした中身にちょっと驚いた

 特にテキストやサポート、技適マークとか


 ただし、評価の頭に

  『パチ屋の景品にしては』

  『1万にしては』

  『中華タブレットとしては』

 と付くことに注意されたい


 これを1万出して買おうとは思わないし、他人に薦められる訳でもない
 Amazonのブチキレ評価も分かる

 少なくともパッケージの煽り文句から期待するほどの機能は無い 


追伸:
 酒の席で約束した友人からは
 こんなんいらない
 と一蹴されたので
 めでたく自分のものになりました

 ちぇっ