署名付き.apkファイルの作り方
アプリケーションの配布のため、出自を保証するための署名が必要になる
参考書ではコマンドライン上からの操作で行っているが、現行バージョンではeclipse環境上から直に操作可能らしい
やることは以下の二つ
・keystoreファイルの作成
・上記ファイルを用いて配布ファイルへの署名
keystoreファイルとは鍵と証明書を保管するためのデータファイル
これを用いて配布ファイル(.apk)へ署名を行う
.apkはZip圧縮されたアーカイブファイルで、拡張子を.zipにリネームするとちゃんと解凍できる
(リソースファイルやxmlファイルを覗くことができる)
操作方法:
eclipseより、署名したいプロジェクトをパッケージ・エクスプローラー上より
右クリック→androidツール→Export Android Applicationを選択
Project Checks画面
→プロジェクトは既に選択済みなので次へ
Keystore selection画面
→keystoreを新規で作るならばCreate~
すでに作成済みのものをつかうならばUse~
を選択
あとは指示に従い、必要項目を埋めていけばよい
以後は実行毎に、設定した出力先フォルダへ署名済み.apkファイルが出力される
(シミュレーター上での実行の場合でも、別途ファイルアウトされる)
注意点:
署名はされているものの、この時点ではいわゆる勝手アプリなので
端末にとっては提供元不明のサードパーティー製アプリとして認識される
(出自のあやしい、内容が不確かなアプリ)
インストールする端末上より
設定→アプリケーション設定→提供元不明のアプリ
をチェックしてインストールを許可する必要がある
インストール方法としては
・サーバ上からインストール
・ローカルインストール
の二通り
前者は、サーバ上に置いて、そのURLを端末のブラウザから踏めばインストール確認画面に移行する
後者は、apkアプリをローカルインストールするアプリを用いる
メール等に.apkファイルを添付して送り、.apkファイルを開くとインストーラーが起動する
アプリの入手方法はMarketより
tAttachApkInstallerなど