派閥を解消すれば済む話じゃない
自民党の裏金問題で起訴されたのは底辺の一部議員と会計責任者だけ。
裏金は6億円もあったのに東京地検特捜部は幹部の立件を見送ったようだ。
到底納得できる話ではない。
検察が無能なのか、まだ自民党に「忖度」しているのか。
そもそもカネの流れの全容をすべて把握しているのか?
議員へ還流されたカネがどう使われたのか最後まで調べ尽くすのが検察の仕事のはず。
それを半ば途中で仕事を放棄したようにしか見えない。
かつて検察といえば「ロッキード事件」で田中角栄を逮捕・起訴までもっていった「正義の砦」であった。
それが今や「自民党の犬」に成り下がっている。
不起訴の理由は「共謀の認定が困難なため」だという。
ふざけるなって話だよ!
そんなもの無くたって組織のトップとしての責任はあるだろうが!
立件しなきゃ裁判すらできやしない。
裁判で負けることを恐れているのか?メンツのため?
そんなのもの国民にしてみりゃどうでもええことじゃ!
まずは裁きの土台に上げることが重要なのだ。
そもそも「まもなく検察が〇〇議員事務所の捜査に入る様子です」とかいってテレビで放送してるのを見たけど、マスコミに事前情報流してんのか?
捜査は全部「無通知」でやるのが原則なんじゃないの?
事前通知なんかしたら「あ、もうすぐ検察の人来るから」って証拠全部隠匿されちゃうじゃないか!
それで「立証できませんでしたから立件は見送ります」ってあんたバカなの?
俺が現役の頃はたとえ任意調査であっても相手には無通知で寝込みを襲うような調査をしたもんだよ。
当然相手の納税者とはトラブルになるけど、そこで引き下がってちゃ脱税の証拠は掴めないんだよ!
検察のほうが強い権力あるんだからビビってんじゃねえよ!
仕事してないか、無能としか思えないんだよ!
ちなみに今 X(旧ツイッター)で流行っている投稿の一部を張っておく。
還流されたカネが政治資金に使われず、議員個人が消費したとなると議員の所得税法違反、つまり「脱税」したことになる。
犯罪で得た利益でも雑所得として申告は必要であるし、団体からの寄付であれば一時所得としてこれもまた申告が必要である。
税法上の犯罪を理由としてさらなる追及が必要だ。
すべてのカネの流れを追い尽くしてこそ捜査は終結する。
そこまで調べ上げてないだろ、検察は。
そして起訴、有罪判決が出た場合、政治資金とは国民の眼を欺き、脱税に利用するための政党の隠れ蓑に他ならないことが証明される。
そこからさらに過去に遡って、すべての裏金を全部洗いだす必要がある。
当然のことながら政治資金として使われなかった裏金は全額国庫へ返納すべきだ。
それも利子を付けて。
時効に関係なく。
国民を愚弄するのもいいかげんにしていただきたい!