豆乳は大豆由来の飲み物で、低カロリーであり栄養価が高いことから多くの人に愛飲されています。

豆乳に含まれる大豆タンパクは体内での消化・吸収に時間がかかるため、満腹感を得やすいことからダイエット中の間食としても最適です。

健康によい食品であるというイメージが強い豆乳ですが、実際にはどのような栄養素が含まれているかご存知ですか?

  1. 低カロリーで栄養価が高い豆乳の栄養成分と効果
    1. 豆乳の栄養成分と効果1・タンパク質
    2. 豆乳の栄養成分と効果2・脂質
    3. 豆乳の栄養成分と効果3・大豆イソフラボン
    4. 豆乳の栄養成分と効果4・サポニン
    5. 豆乳の栄養成分と効果5・大豆オリゴ糖
    6. 豆乳の栄養成分と効果6・レシチン
    7. 豆乳の栄養成分と効果7・ビタミン類
    8. 豆乳の栄養成分と効果8・ミネラル類
  2. 豆乳のおいしい飲みかた
    1. おすすめレシピ
  3. 最後に
    1. 関連

低カロリーで栄養価が高い豆乳の栄養成分と効果

豆乳の栄養成分と効果1・タンパク質

タンパク質は筋肉や血液を作るための主要な栄養素。アミノ酸スコアも高く、良質のタンパク質といえます。

豆乳の栄養成分と効果2・脂質

脂質はカラダの細胞膜の成分やホルモンの材料となっています。

豆乳に含まれている脂質はコレステロールを含まず、悪玉コレステロール(LDL)を減らすオレイン酸も豊富に含んでいます。

脂質異常症及び正常の男女で動物性タンパク質を大豆タンパク質に置き換えた場合、HDL(善玉)コレステロールには影響せず、総コレステロール、LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪を下げることが示されたそうです。

豆乳の栄養成分と効果3・大豆イソフラボン

ポリフェノールの一種で、女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしています。

なんと、乳がんや骨粗鬆症予防に効果があることがわかっています。

豆乳の栄養成分と効果4・サポニン

植物の根や茎・葉などに含まれる配糖体のひとつで、抗酸化作用もあり体の老化防止にも役立ちます。

豆乳の栄養成分と効果5・大豆オリゴ糖

おなかの調子に対する作用が特定保健用食品の審査で認められており、便通を改善したりする効果が期待できます。

豆乳の栄養成分と効果6・レシチン

レシチンは脂質の仲間のリン脂質に分類される細胞膜の主要な構成成分です。

悪玉コレステロール(LDL)を減少させる、血行をよくするなど生活習慣病の予防に効果的だと言われています。神経伝達物質を生成することにより、認知症の予防にも効果が期待されています。

豆乳の栄養成分と効果7・ビタミン類

エネルギー代謝に関わりがありダイエットを手助けするビタミンB群、血行促進や抗酸化作用のあるビタミンEも豊富に含んでいます。

豆乳の栄養成分と効果8・ミネラル類

高血圧の予防に効果的なカリウム、神経やホルモンの分泌に関わるマグネシウムが豊富です。

豆乳のおいしい飲みかた

豆乳は、美肌効果・便秘解消・更年期の症状の緩和など、女性にとってうれしい効果がたくさんあります。

ただ飲むだけではもったいない!お料理にもどんどん使ってみましょう。

おすすめレシピ

■野菜豆乳鍋
色鮮やかな食材を揃えると、自然に栄養バランスのよい料理が完成します。

食物繊維をたっぷり摂れ、豆乳でヘルシーに仕上げた鍋料理です。

■春野菜の豆乳スープ
普通の野菜スープでも豆乳を使えば、タンパク質の量を増やすことができます。

旬の食材は体がよろこぶ栄養素もたっぷり。

最後に

栄養価の高い豆乳は、生活習慣病の予防やダイエットにも効果的。

そのまま飲むだけでも、牛乳の代わりにお料理に加えるのもOK。

健康作りのサポート食品として、とり入れてみてはいかがでしょうか。

ただし、出来れば豆乳を選ぶ時には調整豆乳よりも無調整豆乳を選ぶ事をお勧めします。