最近玄箱の調子が悪く、連続運転をさせるのも忍びない状況が続いていたので、
cronで1日1回夜間に再起動をさせているのですが、
それでも再起動が正常にされず、boot途中で止まってしまっている状態が起きています。
原因としては・・・
・基板上のコンデンサ(すいえんサーじゃないよ)の劣化
これは数年前までのPCでもよくありますが、PCの内部、基板上にはたくさんのコンデンサが搭載されてます。
最近のPCでは、よほどのことがない限り「導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ」を使ってますが、数年前までは「液体電解コンデンサ」が主流でした。
液体電解コンデンサは、円筒形の形状をしていて、てっぺんにKのような切れ込みが入っています。
劣化してくると、てっぺんが膨らんできて、液漏れを起こし、ひどい時は破裂します。
破裂のインパクトを軽減するためにKのような切れ込みを入れ、膨張時に割れることでコンデンサ自体の破裂を防ぐようになってます。
画像は
ここ (自分のPCの内部でこんなことが起きたらと思うと・・・)
コンデンサの寿命は温度に反比例し、温度が低ければ一般的に寿命が長くなるそうです。
うちの環境はそれほど好ましい場所ではないし、温度管理もしていないので一般的な寿命と同等かと思います。
ただ、目視ではそこまで劣化したものは見当たらなかったんですが・・・
・Bootプロセスに問題がある
玄箱は、uBoot化してあるので、Bootプロセスとしては、
FrashROMからuBootが起動
uBootが指定されたディレクトリのLinux Kernelを読み込み
Linux Kernelが通常の起動プロセスを実施
という順番です。
起動していないときは、電源ランプがゆっくりと点滅状態なので、
uBootからKernelを読み込みに行っている(はず)ですが、
起動に失敗している状態では外部からのアクセスやモニタリングができないので、
再起動後にログを確認するしかないのですが、特に記録が残ってないんですよね・・・
(見ているログがまずいのかな・・・)
まぁ、今時PPC 200MhzのCPUなので、いっそのこと新たにサーバマシンを用意して、
玄箱はファイルサーバかsftpサーバにでもしようかと。
で、新たなマシンをどうしようか・・・
現在検討中は以下の2つ
1.Mini itxケースでLinux Box
2.Mac Mini Server
どちらもかかる金額は同じくらい。
となると、運転時のコストが小さい方となるので・・・
1.Mini itxケースでLinux Box
90W電源のケースもあるが、CPUのスペックが限られる
2.Mac Mini Server
最大で70W程度らしい
ということで、Mac Mini Serverで構築しようと思います。
ただ、Mac OS Xの次期バージョンがもうすぐ出るらしいので、それまではおあずけかな。
ってことは、それまで玄箱に頑張ってもらわないと・・・
そういえば、メインマシンの寿命も近いのですが・・・
AMD A10が出る夏以降にしようか、A8で組んじゃおうか迷い中。
え、パフォーマンス、消費電力のバランスから言ってもCPUはIntelだろって!?
もう、そんなドッカンマシンはいらないんですよ。
3Dグリグリのゲームやるわけじゃないし。
でも、さすがに今のスペックは正直しんどいな。
次組むとしたら・・・
CPU:A8 3820 10kちょい
M/B:F1A75-V EVO 10kちょい
MEM:積めるだけ 6~7Kくらいで
Disk:SSDがいいな 128GBで10kくらい
Video:オンボード(で十分) ちょっとしたら追加投資してCrossFireするかも
ん~40kしないのか・・・
それにOSがWindowsXP 64bitしかないな・・・まぁいいか。ドライバ対応してるかな・・・
Linuxとデュアルブートにしたい。