シベリアの夜長を古代史に夢を馳せて〜その509〜 |  アンドロゴス生涯学習研究所

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この頃、youtubeの動画を漁っていたら、こんなのを見つけました。

【元海上自衛隊幹部が解説】プーチン大統領のウクライネ侵略の判断は合理的だったか?【ロシヤ】 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qB0fAcSbYk8


これはオオカミ少佐のアバターです。(表紙に出てくるマスコットキャラはアニメ風です)

この人は、その名の示すように、元海上自衛官の幹部だったのでしょう。
早い話が、防衛大学校で教わったドクトリンをそのまま講義しているのでしょうか。

こともあろうに、カビの生えたクラウゼヴィッツの「戦争論」を取り上げています。(順不同)

19世紀の軍人、クラウゼヴィッツを紹介するのは自由ですが、それは、かならずしも、日本の自衛隊を擁護することにはなりません。


当該軍隊の総てをもってしても、周囲の戦力と対抗しうるかは容易に判断できないのですが、問題を簡略化しているようです。


無論、この図に出てくるチョルノービリ原発の存在も無視して、語ることはありません。


ウクライネを獣の餌にたとえて、ロシヤが侵略を続けるだろうと想像しています。


こんな話、昔、EGという輩が言っていました。
問題を簡略化すれば何でも言えるのですから。
プー様が「戦争論」知らなかったとでも?


そうではない、彼の愛読書がクラウゼヴィッツの「戦争論」であったと言って、まるでプー様がミリタリストであるように暗示を掛けているのです、まるで、石丸市長みたいに。
プー様が古くはKGBのエージェントであり、今ではロシヤ憲法の執行官(しっこうかん)であると言ってもよいでしょう。
フランスのマクロン大統領のようなフリーハンドは無いのです。


そう、プー様を独裁者のように謂うのは間違いなのです。
これはオオカミ少佐の希望にすぎません。
(けもりんの心の声;プー公がこんな奴だったら、嬉しいな、るんるん♪)


これは2014年のネタ。
これはバイリンガルではなく、ウクライネ東部(いわゆるドンバス地方)では、ほとんどロシヤ語しか話せないロシヤ系住民だったのです。

2014年以来8年間にわたって、ウクライネ正規軍はドンバスの民間人14000人(女子供が多い)を旧ソ連製の兵器で殺し続けてきたのです。
そして、この8年間をドイツのメルケル首相は語っています。
「この間、ミンスク2合意が効果をださないようにしたのは、ウクライネに戦争準備をさせるためだった」と暴露しています。


これはウクライネ建国の父といわれる、スチェパン・バンデーラ、真性のナチで、ロシヤ語排斥運動で知られています。

マイダン革命騒ぎでは、オデッサのビルで、ジャーナリストを中心に、このバンデーラの信奉者が、多数の住民を焼き殺したのを知らなくてはなりません。
ウクライネ軍は火を使うので、とにかく野蛮なのです。

さて、クリミヤの話もありますが、夢想家の話に付き合うのは疲れるので、ウィキペディアでも見てもらいましょうか。
なに、wiki程度でも、充分良く解説されています。
クリミヤに関しては、ナタリヤ・ポクロンスカヤの半生を、参照すると事の複雑さが良くわかるでしょう。



Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%A4
ひところ、ネラーどもが、「美人過ぎる検事総長、俺達のナタリヤ・ポクロンスカヤ」などと騒いでいました。

2022年はこのスチェパンバンデーラ生誕113年記念だとかで、松明行列で盛り上がっている時期だったのです。



ウクライネ全土でバンデラ信奉者が生誕113周年を祝い行進 -ウクルインフォルム
https://www.ukrinform.jp/rubric-society/3379019-ukuraina-quan-tudebandera-xin-feng-zhega-sheng-danzhou-nianwo-zhui-xing-jin.html


ま、時期は前後していますが、絵に描いたような、ナチさかげんなのです。


支持率が上がったのはイギリスによる工作ですね(つまり対ロシヤの報酬)

初期の侵攻が急に起こった頃は、ウクライネ軍がこの勢いで、「ドンバスを殲滅してやろうと思った」ことにより集結したので、ロシヤ軍が対抗策に出たのです。
ロシヤ軍はキエフ近郊に展開し、ブチャの周囲で、熾烈な戦いの後、交渉を迫ったので、ゼレ公は話し合いに応じる振りをしてロシヤ軍を撤退させました。
(イギリス、ボリス・ジョンソンの仕掛)
ここで「ブチャの虐殺」が起こったのです。
ロシヤ軍が撤退した、3日後に、ウクライネ軍がブチャの町に入城したのですが、ロシヤ兵が去る時に、善意から、レーション(配給品)などの物資を住民に与えていたのです。


これは救難物資として住民に配給して喜ばれたロシヤのレーションです。

これマークを見咎めたウクライネ兵は、「ドンバスならいざしらず、こんなキエフの近くでロシヤ軍に媚を売るとは、この裏切り者!」と、400人ほどのウクライネ住民を縛り上げて殺してしまったのです。
そして、すべてロシヤ軍のしわざとしてなすりつけたのです。

ここではイギリスのマスコミを中心にロシヤ軍の蛮行(ばんこう)として世界中に喧伝しました。
この遺体を道端に散乱させて、アメリカの衛星通信者に衛星画像として拡散させたのです。
その後、世界中のマスコミと調査団に不自然さを見つけられ、ウクライネ軍のしわざであることが広まり、この嘘は収束しましたが、今でも、BBCだけは「ロシヤが悪い、ロシヤが悪い」といいつづけているのです。


イギリスが諸悪の根源なのですね。
ボリスはイスタンブール合意も潰しました

まあ、自衛隊崩れのミリタリストに解決できることなど一つとして無いのですよ、これが。
などと言っているうちに、なにやらヤバい事になっていたようです。


これは日本の海上自衛隊、酒井良幕僚長
隊員の、秘密保持に問題があったとして謝罪し辞任を表明、自衛隊員218人が処分を受けた

大連から情報がはいっており、海南島(はいなんたお)とベトナムの間の海域で海自と大中華が交戦し、北海艦隊が「相手が先に手を出した」とコメントしています。
結局、海自が中華側の船舶4隻えお撃沈したそうです。
日本国憲法には「国の交戦権はこれを認めない」とありますので、交戦してはダメなのです。
海南島とベトナムの間では日本の領土防衛にはならないので、明白な憲法違反ですね。
たまたま、大中華は戦争をする気がなかったようで、国連の敵国条項発動とはならなかったのは幸運でした。

【元海上自衛隊幹部が解説】特定秘密 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BSfz1GV_SWI
このオオカミ少佐もマスコミと同じことを言っており、役にたちません。

おそらく自衛艦の砲雷長(ほうらいちょう;攻撃兵器を統括する、艦長に次ぐ地位)が血気に早ったのでしょう。
そういう危険があるので、戦力は保持してはいけない、と書いてあるのです。(無論危険をさけるためなので、防衛目的でもダメなのです)

トラ公の狙撃事件など、ただの茶番なので、特集することもしません。



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