シベリアの夜長を古代史に夢を馳せて〜その506〜 |  アンドロゴス生涯学習研究所

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小倉美咲失踪事件のビデオ作ってる奴が、このタイミングでわらわら湧いて来たので、変だナーとおもいました。
何かマスキングしたいネタがあったのでしょうか?
今は選挙の季節なので、幼女誘拐じゃネタとして弱いとおもうんです。
無論、私も、最初は変だなー、と思いましたよ。
だって、千葉県にも県民の森はあるし、オートキャンプもやれるのですから。
秘境みたいなところはゴロゴロしてるし。


413号はアップダウンもあって、山中湖までのあいだ、退屈させないルートです。
荒天時は最悪だけど。

これは、道志村の椿オートキャンプ場、7歳幼女失踪事件の舞台です。
山中湖までは、もうちょっと、という、橋本から30km程、413号沿いのリゾートなので、最初、なんで船橋在住の家族がこんな遠くまでくるんだろう、と、占問えば(うらとえば;推理すると)小倉家が最初に、このオートキャンプ場に来たときに、知り合った7つの家族が、その後もここで集うようになったのだという、まったく不思議では無いことだったのです。
警察があっさり捜査を打ち切ったのは、あとは千葉県でやれや、という程度のことなのです。
他の家族も、バラバラな地域から来ているとすると、ネット上にこれ以上情報が出てくることも無いかもしれません。
そんなわけで、私は手を出さないことにします。(現調やるほど元気じゃないのですよ)

しょうがないので、ホツマの話にもどります。
今回はホツマツタヱ17アヤの解説、Part6をやります。


これは群馬の山奥、榛名神社、この先に行けば、風光明媚な榛名湖があります。

ここにはアマテルと親戚関係(いとこか?)にあるハルナ、「榛」という名(御家)の当主であるハニヤマヒメが登場します。
ハタレの乱の時の記述は、代官であるトミだったので、ハニヤマヒメははじめて登場するのです。
ハルナ一門は、地図でみても、三の鳥居(鳥居は、護衛官の詰所)まである壮麗な神社を根城(ねじろ)にした豪族です。
その権力は強大で、まさに榛名の山塊を一手に支配する山住みの一族なのです。



実際には、ハニヤマヒメという名前はホツマツタヱには直接出て来ないのですが、17-58に、「ハニシラン(私、ハニヤマ媛が知ることがあるのでしょうか?)」という、謙遜表現で出てくるだけなので、池田満氏のような、軽率な朴念仁は見落としてしまっても無理からぬところです。


これは榛名神社一之鳥居、現代ではクルマが通れる大きさで、街道にポツンとあるトリイにすぎませんが(これは明治に造った物が朽ちてしまったので、最近建て替えたとか)
で、鳥居というのは、「トリ」という警護官が詰めている場所に造ったランドマークなのです。
トリが居るから鳥居、安易なネーミングですね☆

榛名神社一之鳥居から本殿まではなんと、5kmも離れているのです。
これは弥生時代から続いていると考えられます。
残念ながら本殿は男千木(おちぎ)になっていますので、綏靖天皇(すいぜいてんのう)の時代には既に大美輪氏に蹂躙されているようです。


これは岩窟を背負った双龍門(そうりゅうもん)
すさまじい世界ですね。
なんでも、昔、赤城の龍と伊香保の龍が、沼をめぐって争ったのだとか。


これは観光マップから切り出した画像です。
すごい量の観光資源ですね。
一辺行ってみたいです。


では、本文に入りましょう。

●一行訳11

17-51 ふりとなる うつほにすめど フリトナル ウツホニスメド 【フ、振・リ(分詞素)・ト(造格)・ナ、成・ル(分詞素)、習慣を身につけるのです】。【ウツホ、空・ニ(前置格)・ス、住・メ(分詞素)・ド(逆接)、大気の中に住んでいても】、
17-51 そらとばず はにふみおれバ ソラトバズ ハニフミオレバ 【ソラ、空・ト、飛・バ(分詞素)ズ(否定)、空を飛ぶことも無く】、【ハニ、土・フ、踏・ミ(分詞素)・オ、居・レ(分詞素)・バ(属格)、土の上に居るなら】、
17-51 こたえしる かぜはにかみの コタエシル カゼハニカミノ 【コタ、答・エ(分詞素)・シ、知・ル(分詞素)、答えはわかります】。【カゼ、威・ハニ、土・カミ、守・ノ(生格)、(その)地の御守の威光により】、
17-52 まもるゆえ みるきくたびに マモルユエ ミルキクタビニ 【マ、間・モ、守・ル(分詞素)・ユエ、故、護るので】、【ミ、見・ル(分詞素)・キ、聞・ク(分詞素)・タビ、度・ニ(前置格)、(問題点を)見聞する度に】、
17-52 よしあしも ヒめもすアめに ヨシアシモ ヒメモスアメニ 【ヨ、慶・シ(分詞素)・ア、悪・シ(分詞素)・モ(例示)、慶事も悪事も】、【ヒ〔日〕メ、目・モ(例示)・ス、為・ア〔天〕メ、君・ニ(前置格)、日ごと中央に】、
17-52 つげあれバ かくしぬすむも ツゲアレバ カクシヌスムモ 【ツ、告・ゲ(分詞素)・ア、在・レ(分詞素)・バ(属格)、報告があるので】、【カク、隠・シ(分詞素)・ヌス、盗・ム(分詞素)・モ(例示)、隠蔽し・盗用しても】、
17-52 みにそふる かぜよりアめに ミニソフル カゼヨリアメニ 【ミ、身・ニ(与格)・ソ、沿・フ(分詞素)・ル(不完了)、その官位に応じた】、【カゼ、風・ヨ、自・リ(分詞素)・ア〔天〕メ、君・ニ(前置格)、風聞によりキミに】、
17-53 つぐるなり ふたのぬすみハ ツグルナリ フタノヌスミハ 【ツ、告・グ(分詞素)・ル(推量)・ナ、也・リ(分詞素)、告げるのです】。【フタ、再・ノ(生格)・ヌス、盗・ミ(分詞素)・ハ(属格)、再び盗むなら】、
17-53 せぐゝまり ぬきあしなすも セグクマリ ヌキアシナスモ 【セ、狭・グ(分詞素)・ク(態)・マ(様)・リ(分詞素)、硬直化して】、【ヌ、抜・キ(分詞)アシ、足・ナ、為・ス(分詞)・モ(例示)、覚られないようにしますが】、
17-53 つちのかみ めくみによりて ツチノカミ メクミニヨリテ 【ツ(生格)・チ、道・ノ(生格)・カミ、守、(当該)方面の御守は】、【メク、恵・ミ(分詞素)・ニ(与格)・ヨ、依・リ(分詞素)・テ(造格)、猶予して】、
17-53 まだつげず ミたびそこなふ マダツゲズ ミタビソコナフ 【マ、未・ダ(分詞素)・ツ、告・ゲ(分詞素)・ズ(否定)、まだ上位に告発はしません】。【ミ〔三〕タビ、度・ソコナ、損・フ(分詞素)、三度目に同じ事をすると】、
17-54 おのがむね さわぎあるより オノガムネ サワギアルヨリ 【オノ、己・ガ(主格)・ムネ、旨、自分の事情を】、【サワ、騒・ギ(分詞素)・ア、在・ル(分詞素)・ヨ、依・リ(分詞素)、不安に駆られ】、
17-54 ことふるえ みめにあらハれ コトフルエ ミメニアラハレ 【コト、事・フル、震・エ(分詞素)、失敗が増え】、【ミ、見・メ、目・ニ(前置格)・アラ、現・ハ(分詞素)・レ(自発)、見た目にも不自然になって】、
17-54 そのぬしハ かれにとひつめ ソノヌシハ カレニトヒツメ 【ソ、其・ノ(生格)・ヌシ、主・ハ(属格)、その当事者は】、【カ、彼・レ(分詞素)・ニ(与格)・ト、問・ヒ(分詞素)・ツ、詰・メ(分詞素)、このように問い詰めて】、
17-54 こゝさとし またうらとえハ ココサトシ マタウラトエハ 【コ、懇・コ、々(態)・サト、諭・シ(分詞素)、こんこんと説教し】、【マ、亦・タ(分詞素)・ウラ、占・ト、問・エ(分詞素)・ハ(属格)、さらに詮索しますと】、
17-55 ついかたる よそのうたえも ツイカタル ヨソノウタエモ 【ツイ、終・カタ、騙・ル(分詞素)、終いには作話による騙りをするのです】。【ヨ、他・ソ、所・ノ(生格)・ウタ、訴・エ(分詞素)モ、別件の訴えも】、
17-55 あづかれど ミつしるつげの アヅカレド ミツシルツゲノ 【アヅ、預・カ(分詞)・レ(自発)・ド(造格)、預かっていますので】、【ミ〔三〕ツ(類)・シ、知・ル(分詞素)・ツ、告・ゲ(分詞素)・ノ(生格)、現場の担当官の告発が】、
17-55 フたゝびも アめのみたねと フタタビモ アメノミタネト 【フ〔二〕タ(類)・タビ、度・モ(例示)、再度起これば】、【ア〔天〕メ、君・ノ(生格)・ミ(寧)・タネ、種・ト(接続格)、中央の問題と(して)】、
17-55 きみのつげ まちゆるせども キミノツゲ マチユルセドモ 【キミ、君・ノ(生格)・ツ、告・ゲ(分詞素)、(当地の)キミが指摘するまで】、【マ、待・チ(分詞素)・ユル、許・セ(分詞素)・ド(態)・モ(例示)、待つことができてしまうのです】。
17-56 しなにより アめよりきみに シナニヨリ アメヨリキミニ 【シナ、品・ニ(与格)・ヨ、依・リ(分詞素)、場合に依って】、【ア〔天〕メ、天・ヨ、依・リ(分詞素)・キミ、君・ニ、中央から(当地の)国君に】、
17-56 つげあるぞ まさにはづべし ツゲアルゾ マサニハヅベシ 【ツ、告・ゲ(分詞素)・ア、在・ル(分詞素)・ゾ(強調)、御下命があるかもしれません】。【マサ、将・ニ(与格)・ハ、恥・ヅ(分詞素)ベシ(当然)、(これは怠慢で)まさに恥ずべきことでしょう】。
17-56 アめつちが わるさなせそと アメツチガ ワルサナセソト 【ア〔天〕メ、央・ツチ、地・ガ(主格)、中央も地方も】、【ワル、悪・サ(態)・ナ、無・セ(分詞素)・ソ(禁止)・ト(態)、悪事に加担してはいけないと】、
17-56 さがしこそすれ サガシコソスレ 【サガ、探・シ(分詞素)・コソ(強調)・ス、為・レ(分詞素)、(ひそかに)探してさえいるのです】。


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●連続訳11
大気の中に住んでいても、空を飛ぶことも無く、土の上に居るなら、答えはわかります。
その地の御守の威光により、護るので、問題点を)見聞する度に、慶事も悪事も、日ごと中央に、報告があるので、隠蔽し・盗用しても、その官位に応じた、風聞によりキミに、告げるのです。
再び盗むなら、硬直化して、覚られないようにしますが、当該方面の御守は、猶予して、まだ上位に告発はしません。
三度目に同じ事をすると、自分の事情を、不安に駆られ、失敗が増え、見た目にも不自然になって、その当事者は、このように問い詰めて、こんこんと説教し、さらに詮索しますと、終いには作話による騙りをするのです。
別件の訴えも、預かっていますので、現場の担当官の告発が、再度起これば、中央の問題として、当地のキミが指摘するまで、待つことができてしまうのです。
場合に依って、中央から当地の国君に、御下命があるかもしれません。
これは怠慢でまさに恥ずべきことでしょう。
中央も地方も、悪事に加担してはいけないと、ひそかに探してさえいるのです】。

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●解説11
ここは、若きタケミカツチにアマテルが教条的な訓示を垂れているのです。(ミカっちは法務官なので、そういう話を聞くのを好むのです)
つまり、この節はあまり、意味が無いと云うことになります。
そこへ、このいいかげんな采配で、職務怠慢呼ばわりされて納得できないハルナが噛み付いた、という構造なのですね。


●一行訳12

17-57 はたれかみ はるなすゝみて ハタレカミ ハルナススミテ 【ハタレ・カミ、ハタレ御上であった】、【ハルナ・ススミ・テ、ハルナが進み出て】、
17-57 ヲゝんつげ そらかみのれど ヲヲンツゲ ソラカミノレド 【ヲ〔尊〕ヲ〔尊〕ン・ツゲ、告、尊び・敬いながら言いました】、【(曰く)ソラ、虚・カミ、守・ノ、宣・レ(分詞素)・ド(態)、虚守が言ったことですが】、
17-57 すめらかみ つげなでおらハ スメラカミ ツゲナデオラハ 【スメ、統・ラ・カミ、上、スメラカミが】【ツゲ、告・ナ、無・デ・オラ、居・ハ、告げてくれなければ、】
17-57 おやおやや あらこきゝてん オヤオヤヤ アラコキキテン 【オヤオヤ(態)・ヤ、大変な事になっていたところです】、【アラコ、粗・キキ、聞・テ・ン(希望)、あらましを聞きたいものですね】。
17-58 おさゞずり あらさねたける オサザズリ アラサネタケル 【オサ、長・ザ(分詞素)・ズ、領・リ(分詞素)、長が一族を統べるのに】、【アラ、荒・サネ、種・タケ、猛・ル(分詞素)、(猛々しい偽情報を流す)曲者が暴れているのですから】、
17-58 これうんつ あなどるすりら コレウンツ アナドルスリラ 【コ、此・レ(分詞素)・ウ、一・ン(撥音便)・ツ(類)、これが1つ目】、【アナド、侮・ル(分詞素)・ス、掏・リ(分詞素)・ラ、等、(騒ぎに)乗じてカスリをとろうという者達の】、
17-58 ねぢけまず さそあしなんど ネジケマズ サソアシナンド 【ネ、捻・ジ(分詞素)・ケ(態)・マ、先・ズ(態)、(まず)捻れが生じ】、【サソ、誘・ア、悪・シ(分詞素)・ナン(強調)・ド(態)悪事に加担することなどは】、
17-58 はにしらん いやすりたける ハニシラン イヤスリタケル 【ハニ、土・シ、知・ラ(分詞素)・ン(推量)、下々が(ハニヤマ媛の謙遜)知るのでしょうか】?【イヤ、弥・ス、抜・リ(分詞素)・タケ、高・ル、さらに被害が甚大になります】。
17-59 これふんた しゐばふすりも コレフンタ シヰバフスリモ 【コ、此・レ(分詞素)・フ、二・ン(発音便)タ(類)、これが2つ目】、【シ、脅・ヰ(分詞素)・バ、奪・フ(分詞素)・ス、領・リ(分詞素)・モ(例示)、(偽情報に乗って)脅迫・略奪に走る将軍を】、
17-59 おだけんバ つらもかたるも オダケンバ ツラモカタルモ 【オダ、長・ケ(態)・ン(推量)・バ(属格)、増長すれば】、【ツラ、面・モ(並立)・カタ、騙・ル(不完了)・モ(並立)、表面だけの輩と騙りを】、
17-59 わけらんや すべかみそらに ワケランヤ スベカミソラニ 【ワ、分・ケ(分詞素)・ラ(完了)・ン(推量)・ヤ(反語否定)、区別することはできないでしょう】。【ス、総・ベ(分詞素)・カミ・ソ、其・ラ、等・ニ(前置格)、統御上がそれらに(対して)】、
17-59 しらせぬバ あらこすりなる シラセヌバ アラコスリナル 【シ、知・ラ(分詞素)セ(再帰)・ヌ(否定)・バ(属格)、放置するなら】、【アラ、粗・コ(態)・ス、領・リ(分詞素)・ナ、成・ル(分詞素)、殆どの悪者が将軍になってしまいます】。
17-60 これみうん さそらきゝてん コレミウン サソラキキテン 【コ、此・レ(分詞素)・ミ、三・ウン、回、これが3つ目です】。【サソラキキテン、誘われた(だけの)随伴者たちは聞きたがります】。
17-60 おのがべら なロますコちに オノガベラ ナロマスコチニ 【オノ、己・ガ(生格)ベ、部・ラ、等、私のモノベ衆である】、【ナ、名・ロ〔百〕・マス、組・コ〔九〕チ、路・ニ、百の家と九路の9000人は】、
17-60 わざつけて そらつかまんと ワザツケテ ソラツカマント 【ワザ、技・ツ、付・ケ(分詞素)・テ(造格)、訓練し】、【ソ、其・ラ、等・ツカ、捕・マ(分詞素)・ン(意思)・ト(態)、そんな輩を捕まえようと】、
17-60 ミチヒねり ムたびたゝかひ ミチヒネリ ムタビタタカヒ 【ミ〔三〕チ〔千〕ヒ〔日〕ネリ、作戦(熟語)を練り】、【ム〔六〕タビ、度・タタカ、戦・ヒ(分詞素)、6度も戦いを】、
17-61 なしたれど まさくることハ ナシタレド マサクルコトハ 【ナ、為・シ(分詞素)・タレ(伝聞)・ド(態)、したのに】、【マ、間・サク、避・ル・コト、事・ハ(属格)、傭兵を避けることは】、
17-61 いかならん そのときかみハ イカナラン ソノトキカミハ 【イ、如、カ、何・ナ、也・ラ(分詞素)・ン(否定推量)、どうにもなりませんでした】。【ソ、其・ノ(生格)・トキ、時・カミハ、その時、御上(アマテル)は】


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●連続訳12
ハタレ御上であった、ハルナが進み出て、尊び・敬いながら言いました。
虚守が言ったことですが、統べる御上(ここではアマテル)が告げてくれなければ、大変な事になっていたところです、あらましを聞きたいものですね。
長が一族を統べるのに、猛々しい偽情報を流す曲者が暴れているのですから。
これが1つ目。
騒ぎに乗じてカスリをとろうという者達の、まず、捻れが生じ、悪事に加担することなどは、私のような下々が(ハニヤマ媛の謙遜)知るのでしょうか?
さらに被害が甚大になります。
これが2つ目。
偽情報に乗って脅迫・略奪に走る将軍を、増長すれば、表面だけの輩と騙りを、区別することはできないでしょう。
統御上がそれらに対して、放置するなら、殆どの悪者が将軍になってしまいます。
これが3つ目です。
誘われた(だけの)随伴者たちは聞きたがります。
私のモノベ衆である、大勢の家臣達は、訓練し、そんな輩を捕まえようと、作戦を練り、6度も戦いを、したのに、傭兵を避けることは、どうにもなりませんでした。

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●解説12

律令時代とは異なり、弥生時代ではトミと違ってキミ同士は基本的に対等であり、職務といっても、努力義務であって、善いトミを持っているとはかぎらないので、中央と云っても、外交チャネル(ここでは親戚関係)に頼るしかないのですね。

この部分で登場するハニヤマヒメ(埴山媛)が喋っているのは、当時の口語で、べらんめえ口調でまくしたてるのですが、女系の御家の当主で真剣そのものの論に、アマテルといえどもタジタジといったところでしょうか。
このシーンは、ハニヤマヒメの近い親戚筋であるアマテルが、ハニヤマヒメに、将軍達の不埒な行いを教えてくれなかった不義理を詰問しているのですが、池田満氏のような朴念仁(ぼくねんじん)には、読み取ることができなかったようです。
そこで、池田氏は、ハニヤマヒメは、「何がまずかったのでしょうか」、と聴いているのだと思ってしまったようで、ハニヤマヒメが「ハハミチ」と書いてあるにもかかわらず、むくつけき山猿的なとらえかたをしてしまって、うら若い女性であることを見えなくなってしまったのでしょう。
なにが、ただひとり、直接戦った相手なものですか。

9-19にも出て来る、「ミチヒ」と云うのは、「三千日」という表現ですが、すでに熟しており、「作戦」を意味しているようです。
つまり、5分しか考えを練らなかったとしても、「作戦」を練るということになります。

9-19の場合は、ソサノヲの歌ですが、「ミチヒハサマデ アラフルオソレ」であり、「作戦次第では脅威を除くことができます」という訳になっています。

「ナロマスコチ」は「百の家と九路の千人」という表現ですが、これも熟しており、他のアヤにも出てきます。
そこで、「大勢の家臣達」と訳すのが適当だと思われます。

これだけでは、ホツマなんてキョーミネー、という向きには面白くないだろうから、紅麹冤罪事件でも書いておきましょうか。
なにしろ、時事問題を書かないと、流行らないので、やむを得ないですね。


これはWHO大使の武見某。
えらっそーに、なーにが大臣だ、売国奴め。
お注射のネタが、バレてきたので、マトンも、スケープゴートが必要になったんでしょうか、このユダ公め。
すでに、小林製薬の社長も、開き直ってお注射の批判を始めているようですが、上陸と同時に鉄砲で脅したマジェランは、原住民にボロボロにされて、この世を去ったとか。(勧善懲悪生者必滅出前迅速落書無用)
そーいえば、イギリスも労働党が単独過半数を取ったとか、ウクライネも、けりがつきそーですね。
なんでも、ハンガリーのオルバンが仲介の労を取るとか、偉いねー。



さて、ホツマツタヱに関するご意見ご要望、いちゃもん、文句、NGのあるかたは掲示板のほうに書いていただければ、うちのヱが対応します。
http://hot-uma.bbs.fc2.com/