シベリアの夜長を古代史に夢を馳せて〜その473〜 |  アンドロゴス生涯学習研究所

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今日は、先週に続いて、ホツマ文字の話をします。


■書体のこと

ホツマ文字にも漢字のような楷・行・草の三書体があるのですが、文書が少なく、何も解っていません。


なぜ、異なる書体を混用するのかは解っていませんが、一音の真名でも、意味する言葉を特定できるようになっていると推察されます。
クシミカタマが書いたと言われる1アヤから28アヤと、オオタタネコが書いたとされる、29アヤから40アヤの間には約200年の差があるので、不明な事柄が多いのです。




■時代の特定

最近の遺伝子追跡でわかっているのは、クシミカタマの時代は弥生時代、オオタタネコの時代は、古墳時代だということで、それぞれの、ゲノムの差から、人種違いと混血による文化の違いを生んでいると思われます。

特に、古墳時代には日本語文法には大きな差は無いようにみえますが、ウタの韻律などは大きく異なっているのです。
文字の字面には、濁音の表現が大きく変化しているのが認められ、時の流れが充分に大きいことがわかります。

現在、毒ワク詐欺の副産物であるPCR増幅法と自動シーケンサが大量に出回り、容易にゲノム解析が行えるようになったので、この機会をのがさずにDNA解読による親族・姻族の調査をすすめるのがよいでしょう。
こういった方法論を進めることにより、ユダヤと古代日本人の関係もあきらかになって行くことでしょう。



■「あ」という言葉の問題

実は上の図に記した「天に上る道」というのは、正確には、「28-33 みもかわに アのほるちゑて」となっており、この15アヤの類似表現では「15-49 アにあがる ときハたのしみ」とあるのです。
この、15アヤの「アにあがる」の「に」は前置格であるのに対し、「アのほるち」は「昇天する道」と、名詞化していると読むことが出来、キリスト教化しているように見えるのです。
実際、弓月氏(ゆづきうじ)は景教徒(けいきょうと)だといわれているので、28アヤがキリスト教的思想で改竄されていたとしても、時代的不整合は生じないのですが、この15アヤでは、弥生時代の事象と考えられ、このアヤに改竄はなかったと考えて良いでしょう。



■ 数詞について



現代語でも、「みそか(三十日)」などと用います。

ヒ〔仁〕の場合、数詞と複合します。



■「乳」、「見」などは、象形文字になっています。







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