シベリアの夜長を古代史に夢を馳せて~その97〜 |  アンドロゴス生涯学習研究所

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郷原が関係のあるネタを出してきました。

7月29日の記事
公共調達のあり方に重大な影響を与える“国循事件控訴審判決”
https://nobuogohara.com/

「国循事件」の控訴審の判決が今日、言い渡されるのですが、この裁判自体が郷原の裁判劇として劇場型の紹介がされているのです。
まるでハリウッドの裁判映画を思わせるような緊張感のある展開が起こるかもしれません。

これまで、郷原が紹介してきた一連の事件の今後(つまり、一国家としての日本国の終わり方を占うような判決が出る可能性がある、ということです。

事件自体は官製談合が普通におこなわれているであろう、国立循環器病研究センターの、調達に関して慣例となっているN社でない、D社に対して情報を流したという言いがかりと思われる事案で特捜検察が医療情報部長だった桑田成規氏を逮捕したことにはじまる「冤罪」あるいは「制裁」を思わせる裁判なのですが、当然のように、命令系統の闇が、白日の下に浮かびあがるか、あるいは深い闇に沈むかを裁判所がどう選択するかというダイナミックな問題なのです。

これは郷原の「控訴趣意書」を読めばN社にかかわる談合体制があるだけで、より良質なネットワークの構築能力のあるD社への発注を検討するのが妥当であることが一目瞭然となります。
https://www.gohara-compliance.com/uploads/ckfinder/images/kokujunkousosyui.pdf

この控訴趣意書は法律論だけでなく実質的なネットワークの構成まで踏み込んで発注範囲が吟味できるように論じていますので、「検察無謬論」で切り捨てることはできません。

https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-23-6b/andro_gosse/folder/1128972/24/35445124/img_121?1496582637
控訴趣意書に貼付されている当該ネットワーク階層図

無論、私はこの被告人たる桑田氏にも国循にも興味はなく、検察官および裁判官の不正のみがその対象でありますので、判決の行く末の、流れ流れて行く先のみが懸念されるのです。

この裁判の結果によっては、我々の居住する日本国の終わり方が大きく異なると思われます。
私は、既に、カルロスゴーンの公判は永久に開かれない、ということを危惧していましたが、重ねて、この判決は「日本国」の国際的コンプライアンスに関わる問題だと考えております。
すなわち、もし、一審判決を正しいとして有罪判決を出せば、日本国の司法は「悪の権化」として国際政治の世界から激しく攻撃され、国連軍による占領に至ることが予想され、我等シベリア組は日本の汚染された国土から解き放たれる公算が強くなります。
しかしながら、微罪により罰金1万円(名誉回復有りの有罪)とか、あるいは全くの無罪判決(現職復帰まで有る名誉回復)ならば旧日本国の国体は維持されてしまい、政府の悪事は露見しても体制は改まることなく・・・と書いたところで、懲役1年執行猶予3年の有罪判決が発表されました。

結局、ハリウッドの裁判映画のような切れ味もクソも無い「真っ暗闇」の結末でした。
これで検察官だけでなく、裁判官(とりあえず、大阪高裁)は「特別公務員職権乱用」の疑いが持たれるということですね。
こうした不正を積み重ねることによって、国際政治(ここでは国際司法ではありません)から「土人国」の判断を受けることになっているのです。

私は、キリスト者がするように悪徳の限りを尽くす彼らのために祈りたいとさえ思っています。
「彼らの罪をお赦しください、彼らは自分の罪を知っていますが、それを甘んじて受けようとしているのです」と。
~その46~」で書いたようにホツマツタヱの時代(つまり弥生時代)ならどうしたでしょうかね。

桑田氏は職務と公務員の比例原則に忠実だったので、無罪、名誉回復、さらには栄転、検察官と裁判官は腐敗した政府、霞が関にならったので極刑でしょう。
まあ、悪事が露見するきっかけとなるので、罪一等を減じて「チクラノミクダガレ」ではなく、単に「イノチサル」で良いのではないかと。