久しぶりの更新になっちゃった。
今日は、間近に迫った「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2012」で公開される映画について。
名前の通り、中華映画もたくさんやるであろうアジアフォーカス。
今年の開催は9月14日(金)~23日(日)。
あと一ヶ月を切りました。
ラインナップはこちら (公式サイトの映画一覧にリンク)。
この中で私・龍虎が一番に見たいものをご紹介。
ジャッキー・チェンの愛息ジェイシー・チャン(房祖名)主演の以下作品です。
『時空の扉 / Lee's Adventure (原題:李献計歴険記)』
ジェイシーは、TWINSと共演した『花都大戦 ツインズ・エフェクトⅡ(原題:千機變 II 花都大戰)』で2004年に香港映画界にデビュー。日本では2006年に公開されたので、そのときに知った人も多いのでは。
花都大戦のポスター
主演はジェイシーなんだけど、大ヒットしたツインズ・エフェクトの続編っていう扱い。
(そもそもTWINSはジャッキーが売り出したのです)
当然、ツインズの二人は主役格で出ているし、ジャッキー自身も脇役で登場。
ポスターだと、さも主演ぽいけど、それでは息子の売り出しにならんもんね。
そんでもってスゴイのは、悪役でドニー・イェン様が登場。
さらにはジャッキーが可愛がっているダニエル・ウー(呉彦祖)まで登場。
こんだけやったらヒットするしかないっていう、本当に豪華な仕掛けと布陣ですよ。
ただ、日本公開ではポスターでも「誰、コレ」的な小さい写真の扱い。
アップにしときましょう。
ジェイシー君(花都大戦より)
お父様に似てるけど、全体に顔は薄口
で、デビューからけっこう経ってしまったけれど、あんまりパッとしないジェイシー君。
しかーし、とうとう代表作の登場か!ってのが、今回のアジアフォーカス公開作の『時空の扉』なんだよね。
アジアフォーカスの紹介記事を見てみましょう。
原作はカルト的人気を博した短編アニメ。
他人と時間の感覚が違う“時差障害”を持った主人公が、
交通事故で死んでしまった恋人を救うため
ゲームを通してタイムトラベルを試みる
なるほど、原作はアニメですか!
しかもゲーム的要素もあり。こりゃあ、ヒットしそうな路線です。
はっきり言って、この写真ではどんな作品かわからないよね。
原作となったアニメのワンシーン
どんな感じかイメージがつかなかったので、短編アニメの予告と、今作の予告を見てみました。
短編アニメの世界観は独特です。
実写の風景と、陰影をつけたアニメの絵とを、意図的にコラージュして、あえてコマを落として撮影してスタイリッシュにした感じ。
全体の雰囲気はダークな印象。
そして今作の方は、予告を見る限り、やっぱりダークな印象です。
アニメの世界観を生かすために、ゲームのシーンと現実がごっちゃになるような特撮シーンあり。
夢のシーンなのか、回想シーンなのかわからないけれど、アニメーション映像をミックスしちゃってます。
このあたり、「キル・ビル」で取り入れられた回想シーンのアニメに感じが似ています。
なにより、予告だけでも作品の興奮度は伝わってくる・・・。
というわけで、アジアフォーカスでも見逃せない作品になる予感。
ちなみに中国では2011年に公開されましたが、あんまり評判は聞こえてこない。
でも、面白そうなんだけどねぇ。
ところで、アジアフォーカスでは、他にも見たい作品があります。
なかでも映画祭も推してるのが、インド映画の『カハーニー/物語(英題:Kahaani)』。
もちろん、私も観たい!
さて、皆様は何を観たい?