すごい、というか壮大な計画ですが…
以下、奈良新聞(http://www.nara-np.co.jp/)より転載
奈良━関空30分 リニア接続し新幹線
荒井正吾知事は27日、リニア中央新幹線の「奈良市付近駅」と関西国際空港を結ぶ想定ルートを明示した「関西国際空港・リニア中央新幹線接続新幹線構想(仮称)」を明らかにした。同日の定例会見で語った。20年後と想定されているリニア中央新幹線の全線開業に照準を合わせ、実現させたい考えだ。荒井知事は「来年には奈良、和歌山両県と沿線自治体とで期成同盟会を設置できれば」と意欲を燃やしている。
県のインバウンド観光戦略の一環。荒井知事は「地方・内陸の国際化がこれからの大きな課題。本県は陸のアイランドというか、内陸県として『玄関口=ゲートウエー』の整備がされてこなかった。リニア新幹線と京奈和自動車道の玄関口整備で大きな成果を」と期待する。
説明によると、JR在来線と同じ狭軌(線路幅1067ミリ)の単線・スーパー特急(最高時速200ミリ)の規格とし、約80ミリ区間を約分で結ぶ。和歌山県橋本市と五條、御所、大和高田各市に中間駅を設ける。リニア新幹線の名古屋―大阪間の建設工事着手が10年後とみられることから、着工もこれに足並みをそろえたいとしている。工事費は約5000億円を見込む。
狭軌のスーパー特急にするメリットとしては、JRと南海電鉄で使われているトンネルの利用による経費軽減やJR関西本線への乗り入れが視野に入る点などを挙げる。
運営主体と施設保有主体を分ける「上下分離方式」の事業手法としたい意向だが、多額な建設費については国の補助金確保なども課題。陳情母体となる建設促進の期成同盟会を設置するために構想をしっかり固め、各方面の理解を得なければならない。「来年は体制づくり」(荒井知事)となりそうだ。
リニア新幹線・奈良市付近駅と関西国際空港を結ぶ新幹線建設構想については、今年3月にも定例会見で荒井知事がアイデアを披露。このときは北陸新幹線の京都以南の南下構想と説明していた。北陸新幹線のルートが京都―新大阪で決まったことから、北陸新幹線との接続は棚上げした。
以上、転載終わり
荒井知事がぶち上げた計画…、というか夢…
奈良と関空を結ぶというから訪日外国人を奈良に呼び込むためでしょうが…
「和歌山県橋本市と五條、御所、大和高田各市に中間駅を設ける」とありますが…
この区間、現在JR和歌山線が走ってますが…
1時間に1本。
そこに新幹線を通さなくても…
地元民にはほとんど使わない路線になるのでは…
私もたまに関空の対岸、臨空アウトレットには行きますが…、車ですし…
う~ん…
なんか地元民にはあまり関係ない線のよう…