先日の「国産初、超音速の空対艦ミサイルを来年度導入へ(http://ameblo.jp/andrewoui/entry-12293439247.html)」の中国版です。
以下、チャイナネットより転載
日本が超音速対艦ミサイルを国産化 空母艦隊には効果なし(http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2017-07/20/content_41252951.htm)
日本メディアは17日、政府は来年より自衛隊に国産超音速対艦ミサイルを導入する方針を固めたと伝えた。
現地時間17日午前、日本で発行部数が最大の『読売新聞』は、「政府は2018年より、国産超音速対艦ミサイルを初めて導入する。新型対艦ミサイルは、現在も開発中だ。政府は2018年度の概算要求に数億円の調達費を計上し、量産体制に入る。主に航空自衛隊のF-2戦闘機に導入する」と伝えた。
読売新聞は記事の中で、この新型ミサイルの具体的な型式を記載しなかった。しかしこれまでの日本メディアの報道から、これがXASM-3と呼ばれる対艦ミサイルであることが推測できる。Xとは研究開発の段階にあることを意味する。
日本は現在、2つの国産対艦ミサイル「80式」「93式」を持つ。前者は80年代に、後者は90年代に導入。日本メディアによると、これらはいずれも亜音速ミサイルだが、新型ミサイルは超音速の水準に初めて達するため、世界最先端の型式に匹敵するという。また新型ミサイルは海面すれすれで飛行するため、レーダーに捉えられにくい。攻撃の効果は従来の型式をはるかに上回る。
共同通信によると、XASM-3は防衛省と三菱重工が2010年より開発を開始した。投資額はすでに300億円を超えている。2016年に試験発射を予定していたが、延期された。具体的な原因は不明。
専門家、日本産の超音速対艦ミサイルを分析
現在まで発表されている内容を見ると、日本の超音速対艦ミサイルにはどのような長所・短所があるのだろうか。
特約コメンテーターの杜文龍氏は「これは日本初の超音速対艦ミサイルだ。従来の対艦ミサイルと比べると速度がより高い水準に達し、隠密性が高くなる。射程距離は200キロで、単独の駆逐艦や護衛艦を攻撃するならば、高い威力を発揮するだろう。空母艦隊に攻撃するならば、この射程距離ではまったく足りない。現状を見る限り、このミサイルの速度は及第点だが、射程距離が大きく不足している。日本は中国脅威論を誇張しており、こうすることで自衛隊は武器装備品を更新し、遠洋とその上空で攻撃能力を形成できる。中国の武器装備品の発展は日本の標的、軍事力発展の口実になっている」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月21日
以上、転載終わり
前回も書きましたが超音速対艦ミサイルの嚆矢はソ連。
理由は米の防空圏突破の時間を短くするため…
記事中で杜文龍氏は射程を問題にしていますが…
まあ、長い方が良いですが…、それだけ寸法が大きくなるのでは…
それに中間誘導も必要に…
私的には超音速よりもステルス…
それに日本の「93式空対艦誘導弾」は誘導に「赤外線イメージ誘導」を使っているので自らは電波を出さずに飛んでいるはず…
ステルスと赤外線イメージ誘導の組み合わせの方が有益では…