昨日、BS NHKで放送していた「風雲!大歴史実験 川中島の戦い 上杉VS武田 激戦の秘密」…
なかなか興味深いないようでした。
番組名の通り、川中島の戦いを実験するわけですが…
当時の兵力を8000人とし、その二十分の一、40人。それを4人で1隊(鉄砲、弓、槍、刀)の10隊で対戦。
あの「車懸かりの陣」は江戸時代の軍学者が書いた「螺旋」状に陣形を組み、1隊ずつ突撃していくもの…
結果は…
惨敗…
1隊、1隊が突撃していくのを次々と撃破、数が減ったとみたところで両翼が前進し謙信隊を挟み込んで…、終わり。
で、新説…
「螺旋」状の部隊ではなく…
武器別の編成…
40人を1列目鉄砲10人、2列目弓10人、3列目槍10人、4列目刀10人…
結果は…
快勝
見事、中央突破に成功しました。
両翼は距離が離れていたため遊兵に…
「車懸かり」とは横の移動ではなく縦(前後)の移動だったのでは…
で、番組に出ていた東大の先生…
その編成が可能だったか、疑問…と。
たしかに、私もそう思います…
そして中央突破作戦ですが、中央が踏ん張り両翼が前進すれば…、3方からの挟撃が可能に…
まだまだ検証の余地ありそうですね。
で、以前聞いた話なのですが、謙信が陣取った妻女山…
陣地化されてないと…
普通なら斜面を削り「曲輪」を造り削った土砂で土塁を築く…
そのようなものがないと…
事実かどうかは分かりませんが…
横隊突撃です。