何故かいま旭日旗、騒がれています…
奈良新聞(http://www.nara-np.co.jp/)、に掲載された「明風清音」に…
以下、転載
4月に韓国の水原(スウォン)で開催されたアジア・チャンピオンズリーグの試合で、J1川崎のサポーター男性2人が旭日旗を掲げた行為について、アジア・サッカー連盟(AFC)がアウェーチーム観客の行為を定めた規定の違反に当たると判断した。
川崎は1年間の執行猶予付き制裁を受け、AFC大会のホーム戦1試合を入場券販売ができない無観客試合としなければならず、約170万円の罰金も科せられた。
AFCは男性2人の行為について「政治的見解と関係する差別的象徴の付いた横断幕を掲げた」と指摘し、ホームチーム(水原)と韓国国民の尊厳を傷つけるものだったと批判した。
第2次大戦終結まで35年間にわたって日本の統治下にあった韓国では、日本陸海軍の軍旗だった旭日旗は「日本による侵略の象徴」と一般的に受け取られている。
一方、Jリーグの試合では旭日旗に模した旗が掲げられることがままあり、男性2人は川崎の調査に対し「純粋にチームを応援する気持ちだった」と述べ、政治的、差別的意図を否定した。
呼応するように川崎は「旭日旗には政治的、差別的な意図はないというのがわれわれの立場」と主張し、制裁処分の根拠を明示してほしいとAFCに質問状を送った。
サッカーの試合は社会的影響が他のどの競技よりも大きいと言っていいだろう。重要な試合となれば数万人のホームチームのサポーターが競技場に詰めかける。
代表戦ではないクラブの試合であっても、国際大会は「チーム愛」に「国の誇り」が加わる。サポーター同士が火花を散らすのを私たちは過去数多く見てきた。
男性2人は2013年のソウルでの東アジア・カップ、韓国―日本で日本のサポーターが掲げた旭日旗が韓国側の大きな反発を招いた事実を知らなかったのかもしれない。旭日旗を陸上自衛隊が自衛隊旗として、海上自衛隊が自衛艦旗として使用しているから、問題のある旗とは認識していなかった可能性もある。
しかし、この旗は往々にしてヘイトスピーチの街頭宣伝で掲げられている。そこには政治的、差別的意図が見て取れる。
掲げた側がサッカーファンの無邪気な行動だったと主張しても、掲げられた側が尊厳を傷つけられるほど強い不快な感情を抱くなら、やはり掲げた側はその行為を以後差し控えるべきだろう。
ハラスメントはそれを起こした方に相手を傷つける意思がなくても、それを受けた方が苦痛を感じたのなら、ハラスメントと認定される。これと同じ考え方をAFCは採用したように思う。
フィギュアスケート会場で羽生結弦選手を応援するファンと同じように、日の丸で十分ではないのか。(共同通信編集委員 竹内浩)
以上、転載終わり
はぁ~ん…、という内容…
記事の最後に「共同通信編集委員」とあるので、共同通信社の配信記事ということでしょうか…、ということは全国の地方紙にも掲載されているということでしょうか…
おいっ、「朝日」見てっか…