奈良県の陸自駐屯地誘致、具体的な場所がでてきました。
以下、奈良新聞より転載
陸自誘致へ候補地案 - 県など要望説明(http://www.nara-np.co.jp/20150712092012.html
)
平成28年度政府予算編成に向けた関係省庁への提案・要望活動に先立ち、県と市町村のトップらが11日、奈良市三条本町のホテル日航奈良で、県関係国会議員に対して県と市町村の提案・要望内容を説明した。県の要望は約40項目。この中で県が五條市への誘致を求めている陸上自衛隊駐屯地について、候補地案が2カ所まで絞り込まれていることが明らかになった。荒井知事は「国には早く場所を決めてほしい。場所が決まれば、県が設置する防災拠点の機能の一つとして設けるヘリポートの先行整備ができる」と述べ、防衛省に強く要望する姿勢を示した。
荒井知事や県内市町村長、県議ら約100人と、奥野信亮(自民党、県3区)、田野瀬太道(同、県4区)の両衆院議員と堀井巌(同、県選挙区)、前田武志(民主党、比例代表)の両参院議員が出席した。
陸自駐屯地は、南海トラフ巨大地震による大規模・広域災害対応のために不可欠の施設と県が位置づけ。この日初めて、県と五條市がそれぞれ検討してきた候補地案が明らかにされた。
県案3カ所、市案4カ所で、うち2カ所(「阿田峯公園南西台地地区」と「プレディアゴルフ」地区)が県と市で重複して挙がっている。
荒井知事はこの2カ所から最終決定となる見通しを示し、県が整備する広域防災拠点と陸自駐屯地を隣接させれば、両方のヘリポートが大きな効果を発揮するとのイメージを披露した。
また、県国際芸術家村や国際級ホテルを核とした県営プール跡地の整備など、県独自で取り組んでいるプロジェクトに対する国の補助として、ソフト、ハード両面を総合的にカバーする「統合的な新型交付金」の創設を求めるなどした。
国会議員では、奥野氏が政府機関の地方移転に関連して「関西文化学術研究都市をもう少しうまく使うべきでは」と大阪、京都両府との連携強化を促す発言。
堀井氏は「国の補正予算の活用に工夫を」とし、前田氏は「県と市町村の連携・協働という『奈良モデル』は中南和地域の核になる取り組み」と評価し、期待した。
市町村からは、仲川元庸・奈良市長らが地元の課題を挙げて約項目を要望した。
荒井知事らは15~17日に上京し、県関係国会議員の協力も得て関係省庁に提案・要望活動を行う。
荒井知事は「今年の要望は地方創生が大きなテーマ。できるだけ多くの大臣に会いたい」と意欲を示した。
以上、転載終わり
奈良県五條市の「阿田峯公園南西台地地区」と「プレディアゴルフ」の2カ所ですね。
県は防災拠点との連携を考えているようですね。
日本で唯一陸自がいない奈良県、どうなるんでしょうか…