纒向遺跡で卜骨出土 - 古墳前期で県内初 | andrewさんのブログ

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纒向遺跡から「桃」に続きこんどは「イノシシの骨」…


以下、奈良新聞より転載


纒向遺跡で卜骨出土 - 古墳前期で県内初(http://www.nara-np.co.jp/20150130090908.html


邪馬台国の有力候補地、桜井市辻の纒向遺跡で、占いに使った3世紀後半から4世紀初めのイノシシの骨が見つかり、市教育委員会が29日、発表した。「卜骨」と呼ばれ、古墳時代前期では県内初の出土例。邪馬台国よりやや時代が新しい。


調査地はJR巻向駅北東に位置する纒向遺跡中枢部で、以前の調査で見つかった3世紀前半の居館域を確認するため、約200平方メートルを調査した。


卜骨は、直径約2・2メートル、深さ約1・1メートルの穴から出土。現状の長さは16・7センチ、幅6・7センチ。イノシシの右肩甲骨で、突起部分を削って平坦にしていた。中央付近3カ所に点状に焼いた跡がある。現在のところ、同じ穴から祭祀(さいし)に関わる他の遺物は見つかっていない。


卜骨は古代中国に由来し、シカやイノシシの骨を焼き、骨面に生じたひびの形で吉凶を占う。


日本では弥生時代前期から見られ、九州から関東地方で出土。中国の史書「魏志倭人伝」にも「骨を灼いて卜し、以て吉凶を占う」と記されている。


県内では田原本町の唐古・鍵遺跡で弥生時代の卜骨が多く出土しているが、古墳時代前期は今回が初めて。近畿地方では大阪府豊中市の島田遺跡に次いで2例目になる。


弥生時代には農耕祭祀で卜骨が広く用いられ、律令期に入ると亀甲で占う卜部が役職として国家機構に組み込まれた。


現地説明会は2月1日午前10時から午後3時まで。雨天中止。


JR巻向駅から徒歩約5分。駐車場はない。


以上、転載終わり


卑弥呼の時代より少し前のようですが、邪馬台国とみられる纒向遺跡で見つかったのは大きな発見。


魏志倭人伝に卑弥呼は「鬼道」を使っていた…、あるようにこの地(邪馬台国)で「鬼道」が行われていた、ということに…



「桃」が出てきたということは、すでに「儒教」が入っていたことになりますから…


どこかで「転換」があったことに…


しかし、「儒教」が入っているなら「仏教」も…、おかしくないし…


3、4世紀といえばもう中国に「キリスト教」も来ているので…


あっ、説明会に行かれる方、巻向駅のJR桜井線は1時間に1本なのでご注意を。