プーチン大統領が承認したロシアの新軍事ドクトリンが発表されました。
以下、The Voice of Russia より転載
ロシアの新軍事ドクトリンの主な条項
軍事ドクトリンの見直しが必要となった背景には最近の地政学的状況の急激な変化と軍事的性格の新たな脅威が発生したことがある。
プーチン大統領、新軍事ドクトリンを承認
NATOとの関係
26日、ロシア大統領府のサイトに発表された新軍事ドクトリンでは、NATOの軍事ポテンシャルの拡大およびそのインフラのロシアとの国境への接近がロシアの主たる外的脅威だと指摘されている。
そのほか、新ドクトリンが外的脅威として列挙したのは、グローバル安全保障を壊し、ミサイル核分野のパワーバランスを損ねる戦略MDの創設および展開、「グローバル攻撃」のコンセプトの実現化、宇宙空間への兵器配備の意向、高精度兵器の戦略非核システムの展開。
核攻撃の阻止
核による軍事紛争を許さないことに特に注意が払われている。ドクトリンはこれにロシア軍事政策の根幹があるとしている。一方でロシアは自国に対し、核ないし非核兵器が使用された場合、これに対する核攻撃の権利を主張する。ただし「予防攻撃」の条項はない。
外的脅威と課題
外的脅威については「民族間、異なる宗教間の緊張の火種、国際的な急進主義的武装勢力、外国の民間軍事企業がロシア連邦との国境付近で展開する活動がみとめられる」と書かれている。今年、初めてロシア軍の主たる課題のひとつとなったのは、平和時における北極の国家権益の維持だった。
国内の脅威
これは国内状況の不安定化を狙った活動であり、テロリストらの行為のほか、市民への影響を狙った情報操作活動が挙げられている。
以上、転載終わり
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_12_26/281735304/
詳しくはこちら、RT(http://rt.com/news/217823-putin-russian-military-doctrine/
)
日本はこんなのあるんですかね…