調査は未開始、されど犯人の名はすでに発表 | andrewさんのブログ

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「疑わしきは罰せず」、これって原則でしょ


以下、The voice of Russia より転載


調査は未開始、されど犯人の名はすでに発表


ウクライナ領内で起きたマレーシア航空のボーイング777機の公式的な調査は、未だ開始されていない。ところがこの恐ろしい事態のプロパガンダ的な利用は全面的に展開されている。


これまで長い間の世界の実践では、航空機事故に関しては犯人の名をすぐに挙げず、諸説に対し慎重な姿勢をとるべしとされてきていた。にもかかわらず、欧米のマスコミの大半ではすでに、事件を起こした犯人としてウクライナ東部の義勇軍が祭り上げられており、同様にロシアとその指導部も槍玉に挙げられている。一体なぜ、こうも結末を急ぐのだろうか? 今回のカタストロフィーは特殊なケースだ。なぜなら事件が起きたのは戦闘が行われているゾーンであり、西側が100%のシンパシーを抱くのはウクライナ軍サイトであり、この罪を一刻も早く、いわゆる独立派に、そしてロシアに擦り付けたいという誘惑はあまりに大きい。


実際の証拠については、キエフ当局の握るものは今のところ乏しい。一番の証拠とされるのは、ウクライナ特務機関によって傍受されたとされる義勇兵らの電話会話の録音とインターネットのメッセージで、何らかの航空機を自分たちが撃墜したことが語られている。だが、戦闘行為のあった期間、義勇軍らが撃ち落としたウクライナ航空機は10機を超えていることから、キエフ側が提出した録音会話はマレー機ではなく、ほかの軍用機のことを指している可能性もある。このほか、我々がインタビューを行った音声測定器調査センターのゲルマン・ズボフ代表取締役は、インターネットに掲載された録音会話は法的証拠にはならないと指摘する。物的証拠となりうるのは、最初から最後まで完全に録音されたものでなければならないものの、そうしたものはキエフ当局は調査委員会には提出していない。ズボフ氏は、公表されたものは捏造ではないかもしれないものの、戦闘員らの会話の全録音ではないとして、次のように語っている。


「録音はキエフにおいて、もっとも当局側に重要な部分のみカットされている。おそらく会話はもっと長いものだったと思われる。たとえば公表された音声には、いわゆる通信開始、終了を告げる挨拶のフレーズがない。最初から最後までの一貫した録音が公表されるべきだ。もし録音全体が公表されるならば、専門家らの作業は軽減されるか、録音の信憑性に対する疑いが晴れるだろう。」


だが西側の政治家らには、西側のプレス以上に完全な録音またはなんらかの専門鑑定の出現を待とうという姿勢はない。オバマ大統領は、マレー機を撃墜したミサイルは義勇軍のコントロールする領域から発射されたとの声明を表したが、その声明が表される数時間前までは、人工衛星撮影映像を読み解く最良米国人専門家らは全く異なる見解を口にしていた。専門家らは、確信を持って言えることはただ一点、マレー機を撃ち落としたのが「地対空」ミサイルだということであり、発射地点に関しては確実に特定はできないと語っていた。仮にオバマ大統領のもとに、ミサイル発射時の映像などの証拠があったとすれば、格好の暴露資料となるものをなぜ公衆の面前に、つまり国連安保理会議の席上で公開しなかったのだろうか。


そうした一方で答えのないまま放置されている問がある。義勇軍が設置したヘリコプター射撃用の可動式ミサイルシステムで、高度1万メートルを飛ぶ航空機をどうやって撃墜することができたのだろうか、ということだ。これだけの高度の飛行機を撃墜することができるのは高射砲ミサイル「ブーク」だけだとされている。ブークは非常に重く、かさばる兵器であり、ウクライナ軍は所持しているが、義勇軍は持っていない。


ところが米国はこの状況をロシアに有利になるようには用いず、ブークはロシア製の兵器であるから、撃ったのもロシア人だと言うのだ。西側の市民は、ウクライナ軍もソ連軍も軍備は同じ、ソ連時代から用いてきた同一のソ連製の兵器であることを知らない。その兵器はいま、「ロシア製」と書くのが一般となっているだけのことだ。そしてこれもまた、西側のマスメディアがほとんど取り上げない問いなのだが、なぜウクライナの航空管制は民間機に向かって、戦闘行為のあるゾーンから離れるよう誘導しなかったのだろうか?


以上、転載終わり


続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_07_20/274833240/


「疑わしきは罰せず」…、ですが、状況からみると、親ロシア武装勢力の誤射の可能性が高いように思えます、


しかし、米はいったい何をしたいのでしょうか…


露を追い詰めたところでなにも益はないはず、それどころか(どこぞの国と違って)露を追い詰めると…、考えるだけでも恐ろしい。


「人の子よ、ゴグに向かって預言して言え。主なる神はこう言われる、メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる」


39:1=エゼキエル書(口語訳)より


まさか、これ狙っている…