衛星攻撃兵器 | andrewさんのブログ

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中国、掟破りを行おうとしています。


以下、The Voice of Russia より転載


衛星攻撃兵器をテストする中国


中国は、衛星攻撃兵器のテストを積極的に行っている。だがこれを、研究開発における飛躍的な前進ということはできない。なぜなら、静止衛星を破壊することはできないからだ。


米空軍のブライアン・ウィーデン分析員は、複数の衛星画像を基に中国の実験を調査し、2013年に中国が実施した打ち上げは、宇宙機器を破壊するための運動エネルギー迎撃体のテストだったとの結論を導いた。ウィーデン氏は、これが真実であるならば、中国は衛星攻撃兵器の開発において大きな進歩を成し遂げたとの見方を表した。米国・カナダ研究所のゾロタリョフ副所長は、これに反対の意見を示し、次のように語っている。


「私は中国が進歩を成し遂げたとは考えていない。恐らく中国は、ソ連などで20-30年前に使用されていた技術を使用したのではないだろうか。運動エネルギーを基盤とした衛星攻撃兵器の製造は簡単だ。だが、敵の宇宙機器を破壊するというものは、最も効果的な方法ではない。最も有効な手段は、電波障害を起こすことだ。」


社会政治研究センターのウラジーミル・エフセエフ所長は、中国がレーザーあるいはマイクロデバイスを使って、敵の人工衛星を制御不能とするシステムを手にする可能性も除外できないとの見方を示し、次のように語っている。


「私は、中国が人工衛星を直接破壊するだけでなく、制御不能にすることもできる様々な可能性を拡大しているのではないかと考えている。敵の宇宙機器に向けて小型人工衛星を発射する方法などが考えられる。これはより現実的だ。いずれにしても、中国は宇宙戦争に備えて積極的に準備している。」


エフセエフ氏は、ウィーデン分析員と同じく、中国が宇宙に運動エネルギー迎撃体を配備した場合、地球近傍だけでなく、静止軌道にも運動エネルギー迎撃体が配備されるだろうとの考えを示し、次のように語っている。


「中国は現在、地球近傍に打ち上げられた人工衛星を破壊することが可能だ。これは2007年に確認されている。なお、中国が静止衛星を破壊することも可能だとする情報は、真実ではないと思われる。中国には現在、そのような可能性はない。」


専門家たちによると、各国による軍事力の誇張は、宇宙における大国間の競争を引き起こした。ゾリョタリョフ氏は、ウィーデン分析員も中国の軍事ポテンシャルを過大評価しているとの考えを表し、次のように語っている。


「米国は、中国の急速な成長を考慮し、中国の動きを実際に注視している。アジア太平洋地域におけるパワー・プロジェクション能力に関する米国の関心を考慮した場合、米国が中国側からの脅威を過大評価する可能性があることは理解できる。」


米国は、中国によって軍を管理するための宇宙機器の稼動に障害が出たり、それらの機器が一時的に停止したりする可能性に懸念を抱いている。エフセエフ氏によると、その場合、米国の軍事ポテンシャルは著しく低下する可能性があるという。


だがエフセエフ氏は、中国ではまだ、それほど大規模に使用する準備は整っていないとの見方を示している。だが、将来的に米国の宇宙機器が中国によって稼動不能になる可能性はある。エフセエフ氏は、中国にとっては実現可能な課題だとの考えを示している。


以上、転載終わり


詳しくはこちら、VOR(http://rus.ruvr.ru/2014_03_21/Kitaj-testiruet-protivosputnikovoe-oruzhie-6250/


狙いはGPSと軍事通信衛星でしょう。


米の精密誘導兵器はGPSに頼っているのが多いのでそれを無力化できます。


日本の対艦誘導弾もそうじゃない。