中国、空母艦隊 | andrewさんのブログ

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事実上の尖閣諸島領有宣言(防空識別圏を設定)した中国。そして空母「遼寧」が南シナ海に向かっています。

The Voice of Russia のナタリヤ カショ(Наталья Кашо)さんの記事です。

見出しは

空母「遼寧」米国に挑戦状を突きつける(Авианосец "Ляонин" бросает вызов США )


と物騒です。


以下、転載


中国は、同国初の空母「遼寧」が、演習のために南シナ海に向かったことについて、台湾やアジア諸国に対し、この遠洋航行は完全に平和的な性格を持つものだと主張した。「遼寧」は、黄海を南下して東シナ海に入り、台湾海峡を通過して、南シナ海へ入った。


中国の国務院台湾事務弁公室の範麗青(ファン・リーチン)報道官は、台湾当局が警戒していることを受け、「台湾海峡の両岸の関係が平和的に発展するための新たな環境作りに向けた努力を続ける」と発表した。


「遼寧」が、沿岸地域やアジア諸国に現実的な危険をもたらす可能性はあるのだろうか?ロシア科学アカデミー極東研究所のパーヴェル・カメンノフ専門家は、次のような見解を表している。


「そのような危険は、恐らくないだろう。『遼寧』が、国産空母の建造や、艦上からの離着陸に関する経験を積む場であることは明らかだ。『遼寧』は、練習船だ。だが、これは空母であるため、対潜水艦、対空ミサイル、大砲などが搭載されている」


「遼寧」が艦隊を組んで航行するのは初めてだ。ミサイル駆逐艦2隻およびフリゲート艦2隻と艦隊を編成して航行している。地政学問題アカデミーのコンスタンチン・シフコフ専門家は、次のようにコメントしている。


「中国は、完全な攻撃型空母艦隊を編成した。空母艦隊には、別の船も加わる見込みだ。空母は、米海軍にとって十分に大きな脅威となるだろう。もちろん1-2隻の空母では米海軍に勝つことはできない。だが、1対1の戦いとなり、航空機が援助した場合には、米軍に深刻な打撃を与えることができるだろう。中型空母『遼寧』の重要な任務は、海上防衛や、必要な場合には陸上と海のターゲットに攻撃することだ。そのため『遼寧』は、米海軍に一定の脅威を与えることが可能だ」


中国の空母艦隊の発展に伴い、海洋地政学的な状況にはどのような変化が現れるのだろうか?ロシア科学アカデミー極東研究所のパーヴェル・カメンノフ専門家は、次のような見解を示している。


「今後数年間で、大きな変化はないだろう。米国は海洋で、質でも量でも絶対的な優位性を保っている」


一方で、地政学問題アカデミーのコンスタンチン・シフコフ専門家は、中国は海洋で「大躍進」するとの確信を示し、次のように語っている。


「中国は、速いテンポで空母を建造するだろう。これは中国が約10年後に、太平洋で米海軍に匹敵する力を持つ可能性があることを意味している。これにより、太平洋におけるロシアの立場が低下し、米国と中国が主要なプレーヤーになる可能性がある」


中国は45日間にわたって空母の技術的な点検を行う。テスト中に、艦上からの離着陸訓練などを含む、様々な軍事演習が予定されている。「遼寧」艦隊には、ヘリコプターZ8と、ロシアのスホイ33をコピーした艦上戦闘機J-15が搭載されている。

以上、転載終わり


詳しくはこちら、The Voice of Russia(http://rus.ruvr.ru/2013_11_28/Avianosec-Ljaonin-brosaet-vizov-SSHA-4514/


テレビを見ていると、防空識別圏や空母の出撃をなんか他人事(他国)のように言っているように思えるのは私だけでしょうか…。


さあ日本、どうする…。