東京新聞(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013080702000116.html)によると護衛艦「いずも」が進水しました。
以下、転載
海上自衛隊最大の艦艇となるヘリコプター空母型護衛艦「いずも」(基準排水量一九、五〇〇トン)の命名・進水式が六日、横浜市内で行われた。再来年三月に引き渡され、海上作戦や災害派遣、海外活動に活用される。
平らな甲板、右寄りの艦橋を持つ外観は空母そっくり。就役中のヘリ空母型護衛艦「ひゅうが」型より一回り大きい。多目的艦を目指した結果、大型化したという。建造費はイージス護衛艦並みの一千二百億円。
政府は憲法の制約から「攻撃型空母」は保有できないとしているが、国際的には「ヘリコプター空母」に分類される「いずも」は戦闘機を搭載すれば「攻撃型空母」に変身する。海自は「戦闘機や垂直離着陸機オスプレイを搭載する予定はない」とし「空母ではなく、護衛艦」と主張する。
対潜水艦ヘリ七機を搭載し、ほかに大型ヘリ二機を搭載可能。他の艦艇に燃料を提供できる洋上補給機能もある。艦内には手術室と三十五病床があり、海外派遣や災害出動時には四百五十人が長期宿泊できる。乗員は海自最多の四百七十人(うち女性九十人)。任務に応じて乗員や搭載ヘリの数は増減する。
以上、転載終わり
災害時に威力を発揮しそうですね。
また、F35Bの導入を検討ということなので、運用の幅も広がることとおもいます。
また中国新聞(人民共和国じゃないですよ、たしか本社は広島のはず)によると、さっそく中国(こちらは人民共和国の方)が噛み付きました。
以下、転載
各紙はいずもについて「ヘリ14機を搭載できる能力があり、改造すれば戦闘機の搭載も可能」として空母に準ずる機能を備えていると紹介。式典に麻生太郎副総理や自民党の石破茂幹事長らが出席したことも伝えた。
また、「出雲(いずも)は日本による対中侵略戦争の際に使われた艦船と同じ名前」と指摘し「中国を含むアジア諸国が不満を強めている」と歴史問題に絡めて非難した。
中国新聞(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201308070148.html)
びびってのか、自分ところの建造中の原子力空母の正当性のためか。
まあ、騒ぐということは「抑止」効果ありということでしょうか。
しかし、艦名が「いずも」とは以外。
私的には「瑞鶴」か「翔鶴」なんていうのが…、と思っていたのですが、これは正規空母にとっておくのでしょうか。
と、なると同型艦「24DDH」の艦名。
いずもも僚艦は「磐手」なんですけど…。