米、気象兵器 | andrewさんのブログ

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The Voice of Russia に米の気象兵器に関する記事が掲載されていました。Артем Кобзев (アルチョーム コーブジェフ )氏の署名記事です。


以下、転載


米国の特務機関は、地球の気候を支配する可能性に関心を持っている。米国中央情報局(CIA)は、しかるべき研究を科学アカデミーに要請しており、この事は、米国が攻撃用気象兵器を開発する考えがあるのではないかとの懸念を引き起こした。


学者達は2年間、人間が気象条件に与える影響を研究する事になる。この研究自体は、かなり無害なものに見えるが、その資金の出所がCIAとなると、実際は気象兵器の開発を意図しているのではないかとの憶測が生まれても仕方がないだろう。それがどれほど根拠のあるものか理解するのは、かなり困難だ。しかし一連の国々の軍が、すでに大分以前から、気象兵器を夢見ている事は、よく知られた事実である。


ロシア政治・軍事分析研究所のアレクサンドル・シャラヴィン所長は、この状況をコメントして、次のように述べている―


「世界のあらゆる主要国は、もう50年以上も前から、気象兵器に取り組んできた。開発が進んでいる国もあるし、そうでない国もある。気候に外から影響を与えた例を、我々は知っている。あらゆる問題は、気候に影響を及ぼす事が出来るか否かではなく、そうした事をすれば、どんな結果になるかにある。この領域において最も複雑で困難なのは、どんな結果になるか予測する事なのだ。それゆえ現在、この分野で作られているあらゆる物は、私の見解では、完全な意味で武器と呼ぶことはできない。それゆえ現在、米政府がこの領域での研究に拠出している総額は、そう多くはない。」


その一方で、米国が、軍事的成功を収めるために天候に影響を与えた例があった事はよく知られている。ベトナム戦争の時の事だ。当時米国は、いわゆる「ポパイ」作戦を展開し、雨季に飛行機からヨウ化銀をばら撒いた。その結果、降雨量が3倍に増し、雨季の期間が1.5倍となった。この事は、ベトナムのパルチザンが武器や弾薬を受け取っていた大小の補給路を、果てしないぬかるみに変えてしまった。


当時、こうした戦争の手法は高くつく割に、効果は短いと説明されたものだが、それでもやはり、アメリカは敵国の気候を悪化させる力を持っているとの信仰は、今も世界で生きているようだ。例えば、昨年9月、イランのアフマディネジャド大統領は「米国は、我がイスラム共和国に干ばつを引き起こしている」と述べたし、それ以前にも、ベネズエラの故チャヴェス大統領は、中国とハイチで2010年に起きた地震に米国が関与していると非難した。


世界自然保護基金(WWF)気象プログラム・センターのアレクセイ・ココリン所長は「かつてロシアでも、異常な暑さは、米国のHAARP(高周波活性オーロラ調査プログラム)施設のせいだ」と噂された時があったとし、次のように続けた―


「アラスカにHAARP施設がある事はよく知られている。これは、大まかに言えば、巨大な電子レンジのようなもので、2010年にモスクワが酷暑に襲われた時、その活動のせいではないか、といったうわさが飛んだ。原則として、そうした施設を使えば、大変離れたところであっても雲の中に穴をあける事ができる。モスクワが酷暑の際、それが記録されなかったというのは、また別の事だ。」

HAARP は、何も米国だけのプロジェクトではなく、同様の研究は、他の国々でもなされている。ロシアでも、ニジニノヴロロド州にそうした施設がある。 ただ違いは、米国の HAARPが受け取ったデータの大部分は極秘とされている事、そしてプロジェクトに米国の空軍と海軍が関係している事だ。 恐らく、まさにそうした状況が、HAARP 施設のイメージが恐ろしいものに膨らむ理由となったのだろう。 いずれにしても、最近このアラスカの施設は閉鎖された。理由は単純だ。その維持費として、米国の国家予算から資金をもう捻出できなくなったからである。


以上、転載終わり


詳しくはこちら、The Voice of Russia(http://rus.ruvr.ru/2013_07_25/Amerikanskie-voennie-hotjat-podchinit-grom-i-molniju-9668/


拙ブログを読んでいただいている方はご存じでしょが、HAARPは気象だけではありません。


記事では「開発しているのでは」という書き方ですが


Falcon HTV2、TR3B、そしてHAARPはすでに実用段階にきています。