日本における正教会の聖人をテーマにした映画“Иерей-Сан(イェレイ‐サン)”の製作発表が行われました。
以下、The Voice of Russia より転載
ロシアの人気俳優イワン・オフロブィスチンが、自身の脚本による新作映画の製作を発表した。テーマは「日本における正教会の聖人」。芸術映画『イェレイ‐サン』のプレゼンテーションが21日、イタル・タスで行われた。
主人公はナカムラ・タクロウ(ケイリー・ヒロユキ・タガワ)。洗礼父ニコライに相当する。日本正教会の聖人。元プロのスポーツ選手で、大暴力団の幹部を兄弟に持つ。あるとき彼は、兄と敵対する組織の組員に女性が絡まれているのを見つけ、介入、小競り合いから女性を救う。聖人は命の危険に見舞われ、ロシアの小さな農村に流亡、そこで聖務に励む。ところがその農村が、役人のアンドレイ・ニリュービン(イワン・オフロブィスチン)にとっては、工場建設地として恰好の場所であった。役人はありとあらゆる工作をしかけて住民の追い出しにかかる。
『イェレイ‐サン』は、ロシア全土で上映される一本の長尺映画として、また4部からなるシリーズとして、公開される予定。劇場公開は2014年と定められている。
「僕の役が日本人の正教会の聖人であると知った時、とんでもなく面白い話だ、と即座に理解した」と日本人俳優ケイリー・ヒロユキ・タガワは述べている。「この映画がロシアと日本の関係強化に資することを望む」。
以上、転載終わり
詳しくはこちら、ИТАР-ТАСС(http://www.itar-tass.com/c17/742192.html)
どんな映画なんでしょう、楽しみです。