ロシア大統領連隊 | andrewさんのブログ

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The Voice of Russai に「 ロシア大統領連隊」の記事が掲載されていましたので紹介いたします。

以下、転載

5月7日はクレムリンの大統領連隊の記念日にあたる。この連隊は最高指揮官としてのロシア連邦大統領を直接的に護衛している。

クレムリン連隊は77年前、首脳の安全を確保し、クレムリンの財産を守るために創設された。クレムリン連隊は豊かな歴史と勇ましい伝統を誇っている。連隊の歴史のなかでも、第2次世界大戦当時、クレムリンの警護と防衛にあたった時代のエピソードは最も興味深いひとこまと言える。連邦保安庁のセルゲイ・デヴャトフ報道官は、クレムリンの敷地内には当時、最高指揮官の大本営があったとして、その様子を次のように語った。

「この連隊は戦闘部隊として展開していたため、その課題はどんな代価を支払ってもクレムリンの機能を守ることであり、必要とならばその防衛にも従事せねばならなかった。クレムリンはナチス・ドイツ空軍が最も狙いを付けた要所であったため、焼夷弾による攻撃をうけ、赤の広場もレーニン廟も爆撃された。爆弾のひとつは連隊が配置されている建物を直撃し、500キロもの爆弾が武器保管庫に落ちた。こうしたなかで連隊はあらゆる戦闘上の課題を見事に解決した」

戦時中、こうした軍事課題を遂行する中で大統領連隊は97人の命を失った。戦死者の名はクレムリンの武器保管庫の記念プレートに刻まれている。このほか戦時中、300人を超える戦士に勲章、メダルが贈られている。こんにちでも毎日、無名戦士の墓の前では歩哨らが警護にあたっている。

大統領の就任式でも、式の後、大統領連隊はクレムリンの寺院広場で厳かな行進を行なう。こうした軍のセレモニーは連隊の顔となる行事だ。騎兵と歩哨が行進する様子は鮮やかで美しい。今年、連隊の行進は4月半ばから開始された。連隊の行進が美しいわけは、長い訓練をへて、見事な武器さばきを用いた「クレムリン流の歩き方」を身に付けているからではないだろうか。

以上、転載終わり

詳しくはこちら、The Voice of Russia(http://rus.ruvr.ru/2013_05_06/Prezidentskij-polk-bogataja-istorija-i-slavnie-tradicii/)

ロシア大統領連隊=大統領連隊(Президентский полк)は、ロシア連邦のクレムリン宮殿を警備する連隊級部隊。ロシア連邦警護庁に所属し、最高司令官(大統領)に直属する。ソ連時代は、ソ連国家保安委員会 (KGB) に所属し、クレムリン連隊 (Кремлевский полк) と呼ばれた。Wikipediaより

と、あるようにソ連時代はKGB(КГБ=Комитет государственной безопасности)の所属です。

ソ連時代、ソ連軍は部隊として通常はモスクワ市内には入れませんでした。

モスクワ市内に入れる(守っていた)のは

国内軍と呼ばれる内務省の軍隊(Внутренние войска)。

これは現在でもあり、ロシア連邦内務省国内軍(http://www.vvmvd.ru/ )です。

でも、国内軍もクレムリンの城壁の外まで

その中に入れる(守っていた)のがKGB、大統領連隊なのです。

まあ、ぶっちゃけていうと、ソ連共産党指導部はKGBしか信用していなかった、ってことでしょうか。