The Voice of Russia がLenta.ru伝でマッハ5のミサイルの記事が掲載されていました。
以下、転載
ロシア国防省は時速マッハ5まで速度を高めることができる超音速ミサイルの最初の実戦発射の期限を画定した。それによれば、発射はアストラハン州の発射場で2013年の7月から8月の間に行われる。
プロジェクトは極秘なため、その課題や、ミサイルの戦術的・戦略的性格については、何ら明らかでない。ミサイルの最初の実験は2012年に行われたが、それは実戦的とは言えないものであった。その時の実験では、ミサイルは飛行機から切り離された後、自身の推力で数kmを音速内飛行し、着陸した。
中間段階の発射実験の目的は飛行中のミサイルの操作性を確認すること、また被投体(ミサイル)と投体(飛行機)の相互作用を確認することであった。新たに行われる実験では発射のパラメーターが拡張される。ミサイルはより長距離の飛行を行い、いよいよ超音速で飛行する。そのエンジンは幾つかのギアを持っている。
以上転載終わり
詳しくはこちら、Lenta.ru(http://lenta.ru/news/2013/01/14/hypersonic/ )
これを見て思い出したのが、昔某航空雑誌編集部員に聞いたミグ25のミサイルの避け方。
ミグ25、函館に亡命し、マッハ3.2まで出せる当時戦闘機ではもっとも速かった機体です。
その避け方とは
「フル加速してスピードでかわす」
という単純なもの
「それで避けられるもの?」
と聞くと
「マッハ3.2ならいけるだろう」
との答えでした。
マッハ5
現在自衛隊が開発している対艦ミサイル「ASM3」もマッハ5級を狙っているとか。
一時は陸・海面すれすれを飛んでいましたが、これからはスピードの時代でしょうか。