キリル総主教、東日本大震災被災地に | andrewさんのブログ

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ロシア正教会のキリル総主教が東日本大震災の被災地仙台を訪問しました。


以下、The Voice of Russia より引用


モスクワおよび全ルーシの総主教キリルが15日、11年春の地震と津波で大きな被害を受けた仙台主教座を訪れた。キリルは仙台主教セラフィムと信者の代表者らに教会の器物購入費として10万ルーブル(約26万円)相当が渡された。


キリル総主教はロシアの正教会と日本の自治教会の聖職者らを伴い、通常の短期間の訪問先として仙台を訪れた。仙台訪問はまず受胎告知主教座教会から開始され、総主教は祈祷式を行なっている。祈祷式には親戚縁者を地震で亡くした地元民と主教座の聖職者らが参加した。


キリルは、日本のハリストス教会(ロシア正教会)において仙台は特別な位置を占めているとし、函館から布教を開始した聖ニコライ・ヤポンスキーが信者の集まりを組織したのがまさに仙台であった事実を強調した。


キリルは教会に集まった人々を祝福し、教会にはカザンの聖母のイコン(聖像画)を、また祈祷に参加した100人以上の一人ひとりに聖ニコライ・ヤポンスキーの小さなイコンを贈った。


モスクワおよび全ルーシの総主教キリルは15日訪問先の仙台で、2011年3月11日の大地震と津波で亡くなった死者の魂を追悼する祈祷(パニヒダ)を行った。


祈祷式に集まった人々を前にキリル総主教は、息子を亡くした父の心境を呼んだ松尾芭蕉の俳句「萎れ伏すや世はさかさまの雪の竹」を詠んだ。(ロシア語で «Поник головою, словно весь мир опрокинут, под снегом бамбук»).


この歌はロシア語では「(子に先立たれた親は、)あたかも全世界がひっくり返りかえったかのように、雪の重みにしなる竹のごとく頭を垂れる」と訳されている。


仙台とその近郊には日本ハリストス教会の約半数があり、大きな主教座を形成している。

以上引用終わり


詳しくはこちら、The Voice of Russia (http://rus.ruvr.ru/2012_09_15/Patriarh-Kirill-poblagodaril-japoncev-za-muzhestvo/