画文帯神獣鏡 | andrewさんのブログ

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奈良・上牧町の久渡の久渡3号墳で画文帯神獣鏡が見つかりました。


画文帯神獣鏡は魏の明帝が邪馬台国の女王卑弥呼に下賜した銅鏡にあたると言う説もある鏡。


Wikipediaによると「日本、中国でも多数出土する。中国で3世紀に製作されたと思われるが、日本では5世紀後半の古墳から出土することがある。日本からは約60面出土している。畿内地域を中心に出土することや2世紀の末頃北部九州の銅矛、畿内や東海地域の銅鐸が姿を消し、画文帯神獣鏡が現れるのが特徴である」とあり、銅鐸→銅鏡と文化(支配者)が変わったことが考えられます。


久渡3号墳は3世紀後半の古墳で同じく画文帯神獣鏡が発見されたホケノ山古墳の少し後。


ホケノ山古墳は邪馬台国と考え(私は断定してますけど)られる奈良・桜井市纏向にあります。


奈良新聞によると、「県西部での発見ははじめてで、ヤマト王権の拠点だった奈良盆地東南部から配布された可能性が高く、古墳時代初頭の勢力分布を考える上で重要な資料となる」としています。

詳しくはこちら、奈良新聞HP(http://www.nara-np.co.jp/20120802090904.html


ヤマト王権か邪馬台国か


どちらにしても興味深い発見ですね。